マラナタ 主よ 来てください!


畠神父


 訃報

故ヨハネ・ボスコ 中村俊之
 午後 人口透析中 心不全により突然の死を迎える。独身 63歳
 7月 21日(火) 通夜 午後 7時
 7月 22日(水) 葬儀 午前 11時半~1時


 喪主 中村 哲之 (兄)
 通夜には、家族・親族 および 教会の友人たちが参列した。洗礼は、1959年、カールシュミッツ神父より受洗、お母さんが教会のオルガニストで、お兄さんとともに聖歌隊で活躍したことがあった。池田教会の草創期の頃の信者さんです。デニス神父は家族への慰めの言葉として、「中学の頃、友人をよく教会に誘ってミサに出席しました。ミサ後中村君が友人にこれから毎週教会に来ないと地獄に落ちるといったのを聞いて、すぐにそんなことは絶対ありませんと中村君を戒めたことがありました。いま、洗礼を受けた教会で懐かしい信者の皆様に囲まれて、聖書の朗読にあったように、永遠の住み家を用意されたイエス様のところへと旅立つことができて安らかに眠ることができるでしょう。住み家は、自分の故郷、ふるさとの家、天の父のいる家なのです。」語りました。

 父中村泰三(93歳)さんは、現在入院中で出席できなかったが、代わりに、「52歳で後妻に入ったわたしを、初めて俊之と出会ったときに、『お母さん』と呼んでくれました。とてもうれしい気持ちでした。昨日はつらい一日でしたが、霊安室で遺体と対面し、送葬の準備をして、母と呼んでくれた俊之の母として最期の務めを果たし、その言葉に応えてやることができました。母となれたことは私のこれからの支えです。」とお母さんが挨拶されました。

 

 池田教会 からしだね 7月号

 来週発行のカトリック池田教会新聞「からしだね」7月号の電子ファイルを発行します。からしだね7月

これは 8月号を兼ねています。来月はお休みです。

 訃報

2009年7月17日 ヨセフ 中戸川 清 様 帰天

 カトリック池田教会に於いて  

 通夜  7月16日(木) 夜 7時 
 葬儀  7月17日(金) 朝 11時半 ~1時

 通夜には大勢の弔問客、夜中にも駆け付ける方がありました。葬儀では、戦前からハワイアン音楽に魅せられ、ハワイアン音楽の草分けで普及に努めた故人への葬送の献花には、関西学院大学の同窓生によるハワイアン音楽 ウクレレの演奏が行われた。旅装束もアロハシャツ姿できりっとした美男子でした。 臨終洗礼 84歳 

 広汎性発達障がいの理解と支援

広汎性発達障害家族教室の集まりに出かけました。
 近くの歩いて5分のところにある池田市保健所で講座がありました。

 発達障害者支援法 (2005年4月施行)について、
 従来の発達の量的遅れ(精神発達遅滞)に焦点があったのを、質的偏りと歪み(ADHD、LD、広汎性発達障害ー広義の自閉症、自閉症スペクトラム障害など)にも取り組む支援で、この支援法は、軽度の発達障害にたいして、国、自治体のレベルでも支援していかなければならない法的な根拠となる法律で、発達障害者支援センターを中心に活動支援するものです。

 軽度の発達障害は、IQは正常 あるいは高度な場合が多く、先進国アメリカでは、早期に発見することは、国益になるということで、才能を発掘し、特殊教育、英才教育する環境を整え、優れた研究者や人材を育てる国家戦略のための予算が組み込まれている。しかし、一般に、当人にとっては 対人関係が弱くトラブルを起こしやすいとか、失敗体験の積み重ねにより外傷体験を引きずってなかなか抜けきれないとか、被害者意識が強く残り、プレッシャに弱いとかの悩みをもつが、偏りが得意分野に適合すると第一人者になることが多いのも特徴です。それらを当人が認知し、また周りが支援することでより質の高い人生を送ることができると思われます。日本はどちらかというと、横並び教育で人と違うといじめにあうような環境なので、大変な人権侵害に遭遇する可能性の方が高い。

障害の3特徴
 (1)社会的(対人)相互作用の質的障害
 (2)コミュニケーションの質的障害
 (3)行動、興味、及び活動の限定された 反復的同一パターンの形成


 生きにくさを感じる人は、いちどこの観点で見てみるといじめにあうことや傷つきやすさはの原因の一つに思い当たるかもしれません。人格の問題や霊的な問題として誤解されて悩んでいる人には光になるにちがいありません。

 精神科医の話では、
 主訴は、「うつ」が断然多く、対人関係の悩み、-人間関係がとれない、コミュニケーションが苦手、対人トラブルが多い、不登校、ひきこもり、仕事や家事がうまくできない、夫婦関係、子育てがうまくいかない、こだわり、脅迫観念、フラッシュバックで悩むなどのことでーその訴えのパターンとしては、人に、あるいは人と人との間に溶け込めない、昔から人に避けられる、嫌われる、変わっているとみられる、どうしてかわからない、人の考えがわからない。予期せぬことを起こるとどうしてか分からない、パニックになる、急かされると困る。などです。

 先月池田教会で行われたカトリック医師会の大阪支部の講演会のテーマ「鬱」で伺った話と合わせて考えると、人間関係に不得意な障害を持つ人たちが、人間関係を上手に消化できずにうつになることが多いのではないかと気づきました。「鬱」が毎年50万人増えているという澤先生の統計では、3人に一人は鬱にかかる風邪のようなものですというお言葉もあり、誰でもかかりますよというお話でした。まじめで、正義感が強く、一つのことに集中する職人気質、日本人の国民性そのものが病をもたらす。そんな印象でしたが、広汎性発達障害は文部科学省の調査では、児童生徒の総数の6.3% 、100人に6名の割合でみられるということなので、これも国民的な問題なのだと初めて認識しました。


 国民全体がそのような障害と紙一重の国民的性格を持っているのではないかと思うと、国際舞台で孤立したり、日本人に発言を求めるのは至難の業と国際会議で揶揄される理由もわかるような気がしました。

 よい勉強会になりました。

(上記の話された内容はわたしの個人的な印象を混ぜてまとめたので、専門的な間違いがあればそれは私の責任です。学校の現場では2~3年前から意識されてきた話題ですが、実際は、幼児精神科医なるものが地方では皆無で、話題は先行するが診断してくれる精神科医には出会えない場合があると聞きました。)
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 家族葬

 池田教会

 7月14日 朝 8時16分 マリア・アグネス 鼈甲屋ハナ様 生駒病院にて帰天。
 大正6年生まれ、 平戸の紐差教会出身 93歳

 通夜   14日 午後7時
 葬儀   15日 午後2時 ~ 3時

 家族だけの通夜・葬儀を執り行いました。
 2年前に池田教会に大和高田教会から転入、池田市民病院に入院し病状重く
 臨終前に葬儀の相談に息子さんが池田教会に来られたので、さっそく病院へ
 出かけて、病者の塗油の秘跡をお授けしたところ、奇跡的に意識を回復、
 その後2年間入退院を繰り返された。
 「十分に親孝行ができて思い残すことはありません。
  遺言は、静かに教会で葬儀してほしい。」(息子さんのことば)
 生前信仰深く、90歳までは自分で教会に足を運び、熱心に祈りをささげていました。
 最後は、静かな安心したお顔で御父のもとへとマリア様に抱かれて旅立たれました。 

 アレルヤ アレルヤ 
  天と地の主である神は 
          たたえられますように。
    あなたは神の国を
          小さい人々に現してくださった。
                アレルヤ アレルヤ
         
 通夜1
暁の鐘からゆべの鐘まで
 1898 (フランシス・ジャム 1968~1938)
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 洗礼式

おめでとうございます。

岡田英昭さんが洗礼を受け、ヨセフの洗礼名を授けられました。
2009年7月11日(土)

 写真1 岡田洗礼

 心配しました。

先週から デジカメが見当たらず、どこをさがしも見つかりません。一週間 ずーと 何か落ち着かない感じでした。そして、乙女殉教者マリア・ゴレッチの祝日、今朝は、携帯まで紛失。。。 あれー どうなっているのか? 探し物の大騒動。 ゥーン、寝る時までは 手に持って部屋に入ったのを覚えているが・・・

ない ない ない  そして 一時間半 大きな収穫が…カメラも見つかり 携帯も見つかったのでした。ばんざい ばんざい。 何か手品に遭遇しているような気持です。何しろ鞄を数回手にして探したのに、その同じ鞄からカメラが出てきました。そして携帯はベッドの下から現れました。誰かに隠されたような・・・悪い天使がいるものですね。今朝は、仕上げの文章があり、時間に迫られていたのに・・・、
なにか大切な文章を書いたり、なにかしようとすると 何かが消えて、時間がかぎりなく失われる。  

いろいろご心配をおかけします。 何しろ 若年性痴呆のはじまりのような気がして、ちょっとひやりとしました。

アーメン

 年間第13主日

ことばの典礼:

第一朗読 知恵 1章13節~15節 2章23節~24節
第二朗読 2コリント8章7、9、13~15節
福  音 マルコ 5章21節~43節


 この日、日生中央ではミサの前に「教会の祈り」の詩篇唱和を始めてしました。オルガンの伴奏による詩篇の朗唱は歌う人の心を賛美と平和の心で満たします。ミサのよい準備になります。また賛美の歌を心から共にささげましょう。

参考に「教会の祈りの総則」の中から
感謝の祭儀と教会の祈りの関係について収録:

 12項 主の晩餐の神秘は「キリストの教共同体の全生活の中心であり頂点である」が「教会の祈り」は、この感謝の祭儀をに含まれている賛美と感謝、救いの諸神秘の記念、懇願、天の栄光の先触れなどを一日のいろいろな時間にくり広げてゆく。
 「教会の祈り」は感謝の祭儀の効果を豊かに受けるために必要な心構え、たとえば信仰、希望、愛、熱心、犠牲の精神などを人々のうちに呼び起こし養うことによって、感謝の祭儀のすぐれた準備となる。
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 からしだね 6月号 (池田教会)

6月号の池田教会ニュースです。広報委員会からのPDFファイルが手に入りました。興味のある方はご覧ください。このブログは、畠個人の活動費用で運営していますので、わたしの活動の範囲の報告とそれに関連するコメントが中心なので、小教区の活動全部を網羅していません。からしだねには、その月の活動や報告やニュースが満載です。
 から6月ファイルの図をワンクリック!

 日本カトリック医師会 講演 (6月21日)

この講演会は日本カトリック医師会大阪支部の活動で、二つのテーマの講演が行われました。


・『うつ病、ひきこもり』 澤 温 先生
            (北斗会さわ病院病院長 精神科)
・『尊厳死』 人見 滋樹 先生
            (京都大学名誉教授 前高槻日赤病院長)
 講演のあとに茶話会(懇談会)を開く。

 ミサのあと80名ほどの信者が残り、熱心に講演に聞き入りました。カトリック医師会の顧問司祭 松本信愛(聖トマス大学教授)や、伊丹教会、豊中教会、高槻教会、池田教会などの信者のお医者さんたちが集まり、お医者さん同士の情報の交換も行われて、充実した時間になりました。分野が違うとお医者さんも謙虚に質問して必要な情報を学ぶ謙遜さに感銘を受けました。
 (この日の様子はカトリック新聞で取り上げられることになっています。乞うご期待。)

 この中で、古典的なうつ病と 新型うつ病についての話が印象的で、古典的は、自己像が低く自分を責める込んで起こるタイプです。新型うつ病は、自己像が高く、自分の期待像や希望が破たんしても自分の破綻を認めることができないで発症するものです。
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