マラナタ 主よ 来てください!


畠神父


 第八日 聖霊と教会

第八日 聖霊と教会

1. 初めの賛歌 主に賛美(「主に賛美」p30)

2.導入 ノベナの間、私たちはイエスと聖霊の共同の使命について思い起こして来ました。教会に聖霊を送るとの約束をイエスがどのように果たされたかを見ました。教会の一員として私たちは洗礼によって赦され、復活の主の新しい命に与からせていただきました。ですから今日、私たちにご自身と聖霊を与えてくださったことを深く意識しながら、私たちは謙遜に感謝の心で主を賛美するために集います。

3.悔い改め(第一日と同じ)
4.謙遜の祈り(第一日と同じ)
5.聖霊への祈り(第一日と同じ)
6.ことばの祭儀 

  聖書箇所 ローマ8:12~16
  賛歌 めでたしマリア(「主に賛美」p38)
  福音 ヨハネ15:8~16(朗読)

7.説話のポイント
-キリストの使命は、キリストの体、聖霊の神殿である教会の中にあって完成されます。
-この共同の使命は、これからは、キリストを信じる者を、聖霊の内に御父との一致に与からせます。
-聖霊は、キリストに引き寄せるために、人々を整え、恵みをもって人々に臨まれます。聖霊は、復活の主を人々に示し、主のことばを思い起こさせ、死と復活の意味に心を開かせ、とくに聖体の内なるキリストの神秘(隠れた現実)を、彼らに現実のものとし、神と一致させ、多くの実を結ぶようにさせます。
-こうして教会の使命はキリストの使命に付け足されたものでなく、その秘跡(そのしるし、道具)です。
-教会は、その全体において、そのすべてのメンバーにおいて、聖三位一体の一致の神秘を告げ、証しをし、現実のものとし、広めるために遣わされます。
-私たちの使命を果たすためには、プライベートな、個々人のキリスト者としての生活を目指すだけでは十分とは言えません。私たちと他の人々との一致の関係は私たちの使命の核心です。キリスト者であることは他の人びとに手を差し伸べることです。私たちは共同体の中で、共同体を通して救われるのです。

8.賛歌 父よ、父よ(「主に賛美」p45)
9.祈りましょう(第一日と同じ)
10.終わりの賛歌 わたしたちはみ国の世継ぎ(「主に賛美」p12)
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