マラナタ 主よ 来てください!


畠神父


 第七日 イエス・キリスト

第七日 イエス・キリスト

1. 初めの賛歌 主イエスの十字架の血で(「主に賛美」p120)

2.導入 キリストは聖霊によって油注がれた者です。イエスは「私の食べ物は父のみ心を行うことである」と言われました。それは油注がれた者、メシヤのしるしです。それはイエスの生涯の働きでした。それを、「私の霊を御父のみ手に委ねます」と言われて、十字架の上で完成されました。
 洗礼のとき、私たちは同じ聖霊の油注ぎを受けました。それなのに私たちはどれほどしばしば神のみ旨を行うのに失敗したことでしょう! 犯した罪によって、私たちは与えられた聖霊の油注ぎに逆らうのです。ですから今日、従順、神からの愛、隣人からの愛において失敗した赦しを願い求めることから始めましょう。

3.悔い改め(第一日と同じ)
4.謙遜の祈り(第一日と同じ)
5.聖霊への祈り(第一日と同じ)

6.ことばの祭儀 
  聖書箇所 フィリピ2:5~11
  賛歌   聖い御霊よ (「主に賛美」グリーン本 p39)
  福音   ヨハネ20:19~23(朗読)

7.説話のポイント
 -キリストのすべての働きは、聖霊と共同での使命です。
 -イエスは、その死と復活を通してご自身が栄光をお受けになって、初めて聖霊を完全に示されました。
 -イエスはしばしば聖霊のことを口にしておられます。私の肉は世を生かすための食べ物である(ヨハネ3:5~8)と言われたとき、またニコデモに語られたとき(ヨハネ3:5~8)
 -祈りについて語られたとき、弟子たちに聖霊のことを、また弟子たちが担わねばならない証しについて語られたとき(マタイ10:19~20)
 -栄光に上げられる時が来たとき初めてイエスは聖霊が来られることを約束されました。
 -死と復活が御父になされた約束を果たされます(ヨハネ14:16~17)
 -聖霊は永遠に私たちと共にいてくださいます。私たちにすべてを教え、キリストが語られたことをすべて思い出させてくださいます。
 -死者の中から復活されたキリストは、弟子たちに息を吹きかけて、聖霊をお与えになります。
 -このときからキリストと聖霊の使命は、教会の使命となります。私たちもこの使命に与かるのです。私たちの使命は、イエスが生きたように、神のことばに対する愛に満ちた従順な生活によって、聖霊を世に示すことです。私たちはこれを家庭の中で、友人間で、愛と奉仕の模範によってすることが出来ます。神のみ心に従うことが人生の完成への確かな道であると信じて。
 -私たちの救いのために、主がご自身と聖霊の賜物をお与えくださったことに対して主を賛美しましょう。

8.賛歌  御手の中で(「主に賛美」p129)
9.祈りましょう(第一日と同じ)
10.終わりの賛歌 感謝す 主の愛を(「主に賛美」p58)
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