マラナタ 主よ 来てください!


畠神父


 主イエス・キリストの栄光の御傷 (御受難会固有)

復活節の第二週、金曜日は、御受難会では「主イエズス・キリストの光栄ある五つの御傷 (祝日)」を祝います。小教区で、時間的に余裕がなかったので、前日まで覚えていたのに当日になると通常の典礼を行ってしまい、気がついたときはすでに時遅しでした。だんだん物忘れや間違いが増えています。主のために働く日々を楽しく懐かしく思える日が忍び寄っているのですね! ところでぶどうの花は、5つの緑の花びらと聞きました。伝統的には五つの傷はバラの色で表わしているようです。

読書
賛歌

槍よ、おまえをどのように褒めようか。
おまえがキリストの脇腹を開き、
教会は生まれたのだから。

キリストの体が眠っている間に
その脇腹から現れた新しいエバよ。
新しいアダムは自らの心臓から流れ出る
血と水の中でエバを生んだ。

釘よ、おまえをどのように褒めようか。
キリストの聖なる手足に打ち込まれたのだから。
おまえが十字架に打ち込まれ、
キリストの御血によって、
私たちの死刑の判決は廃止された。

イエズスよ、聖なる人々と天使たちは
あなたを称える。
天の国においても
あなたの手足には釘の跡が残り、
あなたの脇腹には槍の傷跡がある。
そしてあなたは父と聖霊とともに
すべてを治めておられる。


 
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