マラナタ 主よ 来てください!


畠神父


 一つのキリストのからだ

All the members, many though they are, are one Body,

「体は一つでも、多くの部分からなり、体の多くの部分の数は多くても、体は一つであるように・・・。(中略)一つの部分が苦しめば、すべての部分が苦しみ、一つの部分が尊ばれれば、すべての部分が共に喜ぶのです。(1コリント12:12、26)」

日本の国全体が一つのからだとして 苦しみを担い、連帯して、いつの日か共に喜びあうことができますように祈りましょう。

And so it is with Christ. 「キリストのからだ(教会)もおなじことです。」

 同じキリストのからだに連なる者として、毎日 十字架の道行の祈りをささげましょう。
  

 第12回百日共同祈願ミサへのお招き

 第12回百日共同祈願ミサへの招き

「見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。
           その名はインマヌエルと呼ばれる。」(マタイ1章23節a)


 ♥ 皆さま、主のご降誕と新年明けましておめでとうございます。

 2011年、三位一体の神、父と子と聖霊の交わり、神の愛といのち、インマヌエル(「神我らと共にいます」)の祝福に満ちた一年となりますように祈ります。

百日間を百日間連続してミサの中で皆さまからの意向を加えて、教会に新たな聖霊降臨の恵みを祈る共同祈願を奉納する百日共同祈願ミサは、今回で12回目となります。9月15日から始めて12月23日に終了した第11回目は、ハガキの共同祈願の枚数が928枚になりました。これまで毎回800枚を超えなかったのに、初めて900枚を超えました。多くの方々の賛同を得て毎回一日も欠かすことなく祈り続けられたことは、わたしにとって大きな恵みで、皆さまに感謝申し上げます。わたしは、この期間に還暦を迎え、何よりも健康に恵まれ司祭職を毎日果たすことができたことが喜びとなりました。

さて、新たな百日間として始めるのに、冒頭のみことばがインスピレーションとして浮かびました。ご存じのようにマタイ福音書の第一章23節の引用です。イエス・キリストの誕生の次第をのべる箇所で、ヨセフはマリアが聖霊によって身ごもっていることを表ざたにせず、ひそかに縁を切ろうと決心した時に、天使により、生まれる子はイエスと名付けるように命じられます。イエスの名前の意味は、自分の民を罪から救う(神は救い)からだと告げられ、これが旧約のイザヤの預言の成就として、インマヌエル(神我らと共にいます)の名の実現であることが明らかにされます。このことは、聖ヨハネも語っています。「ことばは肉となって、わたしたちの間に宿られた。わたしたちはその栄光を見た。それは父の独り子としての栄光であって、恵みと真理とに満ちていた。(ヨハネ1:14)」この度の百日祈願の最終日に、まことに、イエスは神を啓示する秘跡で、わたしたちの内にインマヌエルを実現する方だと祈りの内に感嘆したのでした。「インマヌエル、インマヌエル、その名はインマヌエル」と何度か唱えて歌うと、主の現存を感じたのでした。

新たな聖霊降臨の恵みを祈り求める共同祈願は、譬えてみるとそれは、新たな聖霊降臨が待降節にも似て終わりの日の主の来臨を待ち望むような気持ちです。待降節は、わたしたちがすでに到来されたキリストの降誕を祝うと同時に、終わりの日に来られる再臨のキリストの終末に向けて歩むわたしたちに、道の案内役のように初めの聖霊の体験を思い起こさせてくれます。それは、教会にとっては、聖霊降臨の出来事ですし、わたしたちにとっては洗礼の恵みであり、聖霊に触れられた回心の恵みのときであり、聖霊による刷新による聖霊の満たしであります。このような聖霊降臨の体験は信仰の継続にはどうしても必要だと思えるのです。

聖霊降臨の恵みを受けた初代教会の人々の熱意は、宣教へと駆り立てられました。次世代へと受け継がれるにつれて、その体験を伝えるために制度が設けられる。創立の時の熱意がなくなるとその制度は魂を失うように色あせていく。歴史は繰り返すと言われるようにどんな修道会のカリスマもまた教会自身も経験したことです。そして個人においても、洗礼の時の熱意が、或いは奉献生活や叙階の時の初期の熱意が枯れてくることがあります。こういう時に、再び燃え立たせる火が注がれることがあります。何よりも、それは、イエスの終わりの時の経験、この世からご自身の御父のもとへ移る夜に残された奉献の祈りに結ばれる時(ヨハネ13章~17章)、わたしたちは新たな霊を注がれます。聖霊による刷新は、そのような体験です。今、日本の社会全体が、神を見失い、個人主義的な生き方と物質主義的な生き方に毒されて、さまざまな絆が断ち切られる痛みに苦しみあえいでいます。そして、教会自身もその毒を飲み、影響を受けて悩んでいます。無縁社会の出現です。高齢者ばかりの教会、働き盛りの男性のいない教会、若者たちが集まらない教会、そして信者籍があっても所在も分からなくなった膨大な数の信者の群れ。これは、終わりの時のしるし、少なくとも教会の衰退のしるしです。若者たちがたまにクリスマスや復活祭に教会に来ても、その霊的な価値が失われた教会の典礼では、心に触れる機会がなく、救いの価値を認めることができず、教会を侮る機会になってしまうとしたら、わたしは何とも悲しい気持ちです。

つい最近、ある青年のために祈りました。突然のクラッシュ症候群です。筋肉が硬直して臓器多機能不全に陥りました。洗礼は受けていてもほとんど教会には来ないで社会の中で一生懸命に働いていた青年です。力尽きて生命の危険にさらされていました。彼の上に手を置いて、「父よ、あなたの子をわたしたちのもとにお返しください。」と祈りました。するとすさまじい熱が手に留まり、いやしの力が満ちあふれてくるのを感じました。「教会に、この子を返してください。」何度もその言葉があふれ出ました。不思議な祈りで、こんなふうに祈ったことはなかったのです。若者たちは教会の祈りを侮り、祈って何になるのと悪態をつきうそぶく。だが両親や教会の人たちは若者たちのために教会に戻って欲しいとどれほど切に祈っているかは、主が御存じなのです。その青年はクリスマスのイブの日に奇跡的に回復し、医者が驚いていたとお父さんの弾む電話の声を受けました。

百日共同祈願の祈りは、このような家族の絆を紡ぎ信仰を回復させる祈りです。皆さまが、個人的にも、共同体的にも、さまざまな現代の苦しみを目にし耳にして、その苦しむ人たちの隣人となり、主の十字架の贖いの力、聖霊の力、いやしとゆるし、和解の賜物を取り次ぎ祈り求めることは、インマヌエル、主がわたしたちと共におられる恵みを体験することになります。わたしは、「インマヌエル」は、単なる神の名前ではなく、ペルソナである神の本質を意味することばだと悟りました。神は神でありながらわたしたち内に留まり対話の相手となって共におられる方です。この方は三位の相互の愛の交わりであり、またわたしたちの内に「神我らと共にいまし」(インマヌエル)としてわしたちの肉を聖化し命あるものとされます。この方こそ、別の弁護者(ヨハネ14:16)、命の与え主、聖霊であると新年も皆さまと共に分かち合えるならば 幸いです。(Ⅰヨハネの手紙1:1-4)

第12回共同祈願は、2011年正月元旦から4月10日(四旬節第五主日)までの百日間を祈ります。どうぞ皆さまの意向をハガキに書き入れてわたし宛に送ってください。ご一緒に教会に新たな聖霊降臨が与えられますように祈りましょう。

 ✙ 聖霊 来てください。
   来て、わたしたちと共にいてください。
  (皆さまのご意向を書き入れるスペース)

 結び:わたしたちの父である神よ、
   この供えものをささげ、ゆるしといつくしみを祈り求めます。
   聖マリアと聖ヨセフの取り次ぎをうけいれ、
   わたしたちの家庭(教会)を 恵みと平和のうちに守ってください。 
   わたしたちの主・イエス・キリストによって。 アーメン
   (共同祈願に参加する奉献者の霊名と名前)

2011年度の関西聖霊による刷新委員会主催の計画は以下の通りです。

▼短期集中聖霊セミナー 4月1日~3日  宝塚黙想の家 (売布)
指導者 畠 基幸
▼聖霊による刷新 司祭黙想会 5月29日(日)~6月4日(土) 福岡黙想の家 (宗像)
指導者 ロバート・ファルシィ神父(イエズス会)、チェリル・グエン女史(奉献者)
参加費用:お一人6泊7日 6万円 (29日夕食~4日昼食) 
     最大参加25人受付(講師謝礼、日本語通訳付き)

※司祭黙想会運営のため献金を募集中です。関西委員会(事務局 川瀬)までご連絡ください。
 黙想参加者の費用だけでは、講師二人の講師謝礼と往復旅費と通訳者の費用が捻出できません。参加される司祭・修道者も交通費と参加費をご自分で負担なさいますので、受益者負担の原則で費用を計算すると司祭にとっては高額になりすぎます。したがって司祭が参加しやすいように参加費は固定にして、残りの経費は黙想会を主宰する関西委員会が負担することになります。前年度の例では、司祭黙想会の赤字は、20万円程度です。司祭が霊的にリフレッシュされれば、その働きと恵みは信徒の皆さまに倍増されることになると思います。どうぞ、よろしくお願いします。

▼第15回聖霊による刷新関西大会 8月27日~29日尼崎、ニューアルカイックホテル
 指導者 シリル・ジョン氏 (「聖霊に駆り立てられて」(聖母文庫)の著者)

2010年12月26日聖家族の祝日にて
聖霊による刷新関西委員会委員長
畠 基幸 CP
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 第11回百日共同祈願ミサ満願成就

 12月23日 池田教会小聖堂において 百日共同祈願満願成就の感謝ミサをささげました。参加者はほんの9名でしたが、奉納の時に、9名総がかりで数えたところ、籠に入れられていた共同祈願のハガキは、908枚ありました。これまで800枚が上限でしたが、900枚を突破、やはりカトリック新聞に記事が掲載されたことで皆さんの関心が高まったものと思われます。記事を見たからというよりも、掲載記事があるので様子がわかり、口コミしやすいということだったと思います。
 次回は、元旦から4月10日までになると思います。今準備中です。908枚

 夏風邪も去って

今年の猛暑で、体調を崩した方も多かったと思いますが、ようやくさわやかな秋風の気配で毎日が過ごしやすくなりました。皆様にはいかがお過ごしでしょうか? わたし自身は夏の最後の終末を東京で過ごし、夜行バスで大阪に戻ってきたあとの、暑さと疲れに体力の限界を経験して、夏風邪のようにせき込み、熱が出てこの数週間過ごしてきました。おそらく夏風邪ウィルスにやられたようで、薬が効かず、体力の回復を待ちました。この間、病人訪問などができなかったことが 悔やまれます。9月15日から始めた百日共同祈願も、お知らせを書くのが遅れ、発送したのがようやく13日になりました。1000日共同祈願成就のあとに病気をするのはなんとも皮肉なことですが、これが現状です。こころは燃えても、肉体は弱い。誘惑にあわないように祈りなさいとは主のお言葉でした。
 
 悪いことだけではないのですね。こんな風に内的に弱っていると、すぐに主からの力づけもいただけました。1000日間共同祈願に参加していた人から、一昨日手紙と献金が送られてきて、「友人が白内障の手術で失敗し目が見えなくなり困っていたのが、1000日間の共同祈願の後、突然見えるようになり驚きました。共同祈願の皆さんの祈りに感謝します。」と感謝のミサの依頼でした。詳しい事情はわかりませんが、友人のために祈っておられたかたの喜びの手紙でした。見えない目が見えるようになった。それはご本人にはどんなにうれしいことか想像を超えます。友のために密かに根気よく祈った祈りが聞き入れられたとのことです。早速翌日感謝のミサをささげました。また、風邪の中休まずに考え続けて書いた百日の共同祈願の招きの手紙が皆さまの所に届いて、ある方は急に力がわき、祈れるようになった喜びと感謝のお便りをくださいました。ぶどうや梨も届きました。やはり、また始めてよかったです。こころからの感謝です。アレルヤ 主に感謝!

 畠 基幸

 第11回 百日共同祈願への招き

 原稿が出来上がりましたので 早速 このページに掲載します。

 PDFファイルにしました。

 2010百日9月

 ハガキ祈願文
 
 
 はがき9月

PDF ファイルを開くことのできない方は <続きを読む>をクリックして下さい。全文とハガキ文を掲載しました。
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 共同祈願 カトリック新聞に掲載される

7月25日発行の第4061号の二面に、今年叙階を受けた司祭・助祭の紹介記事の横に、写真入りで「共同祈願」の記事が掲載されました。カトリック新聞編集部の大元麻美さんが、浦和のMEの行事に参加して、共同祈願のうわさを耳にして、早速私を訪問取材されたのでした。「苦悩する人々の立場に立つ」祈りの輪が新鮮な印象を受けられて好意的にまとめてくださいました。それを切り抜き、イメージを掲載します。
カト共同

 この祈りは 世間一般にある射幸心をあおるようなものではなく、父と子と聖霊の交わりに招く、御子ご自身のいけにえに与る司祭職に結ばれて、わたしたちも日々の労働と祈りを他者のためにささげるのです。このような祈りが聞かれないという理由は考えられません。

 事実、記事が掲載されて、病気が突然癒されたので戸惑っているという方から、ひょっとしたら私のいやしはその祈りのおかげだったかもしれませんと手紙をいただきました。わたしにもわかりません。誰かの祈りが聞かれかどうかもわかりません。主のいつくしみがわたしたちに与えられる理由があるとすれば、ただ神のみ心を動かすほど、あなたは貧しい者、弱い者、小さな者、傷つき死に瀕している存在だったからではないでしょうか。「しかし言っておく。その人は友達だからということでは起きて何かを与えるようなことはなくても、しつように頼めば、起きてきて必要なものはなんでも与えるであろう。まして御父は~」(共同訳 ルカ11章8節)

 ノベナ 第9日(5月22日)

聖霊と聖霊の賜物の新たな注ぎを求めるとりなしの祈り9 Intercession for a new outpouring of the Holy Spirit and His Gifts

日々のノベナの祈り( 一日一時間を充てる)
● 教皇ヨハネ23世の祈りを使い、聖霊への呼び掛けの祈りで始める。
● 聖書朗読箇所に基づいて、その日のテーマについて黙想する。
● その日のとりなしの祈りのテーマについて祈る。
● 聖霊の続唱を最後に唱える。

聖霊への呼びかけの祈り:(教皇ヨハネ23世)
Invocation
“Renew your wonders in this our day, as by a new Pentecost. Grant to your Church that, being of one mind and steadfast in prayer with Mary, the Mother of Jesus, and following the lead of Blessed Peter, it may advance the reign of our Divine Saviour, the reign of truth and justice, the reign of love and
peace, Amen” (John Paul XXIII).

祈願
(主よ、)この現代に、新たな聖霊降臨によるかのように、あなたの不思議なわざを新たにしてください。イエスの母、聖マリアと共に一つの心で忠実に祈りつつ、聖ペトロの指導の下に従うあなたの教会に対し、どうか、わたしたちの神、救い主の支配する国、真理と正義、愛と平和の国を広めることをお許しください。アーメン」(教皇ヨハネ23世、1961年12月25日)

祈願
Invocation:
‘Do not leave Jerusalem, but wait there for what the Father has promised….John baptised with water but, not many days from now, you will be baptised with the Holy Spirit.’
祈願
「エルサレムを離れず、父が約束されたものを待ちなさい。ヨハネは水で洗礼を授けたが、あなたがたは間もなく聖霊による洗礼を授けられるからである。」

Scripture: Acts 1:4; Eph. 4:12; 1:10 1Cor 12:1-11
聖書朗読: 使徒 1:4; エフェソ 4:12; 1:10 Ⅰコリント 12:1-11

‘Come, Holy Spirit, come and renew the face of the earth! Come with your seven gifts, Spirit of Life;
Come, Spirit of Communion and Love!
The Church and the world need you. Come Holy Spirit,
and make ever more fruitful the charisms you have bestowed on us.’ (Pope John Paul II)
’聖霊、来てください。来て地の面を新たにしてください!
生命の霊、七つの賜物とともに来てください。交わりと愛の霊、来てください!あなたを必要としている全教会と世界のために。聖霊、来てください。あなたが私達に授けられた種々のカリスマをもっと豊かに実らせてください。(ヨハネ・パウロ2世)

Prayer intention:
Pray for a new outpouring of the Holy Spirit in your
life. May the Gifts of the Spirit be more fully
manifest for the building up His body in love and for
bringing all things in heaven and earth under his
headship.
祈りの意向:
あなたの人生に聖霊の新たな注ぎを祈りましょう。
聖霊の賜物がもっと充溢して現わされ、愛によって霊の体を築き上げ、天と地にあるすべてのものを霊の指導の下におかれますように。

聖霊の続唱:
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 ノベナ 第8日(5月21日)

聖十字架の勝利のためのとりなしの祈り
8 Intercession for the Victory of the Holy Cross

日々のノベナの祈り( 一日一時間を充てる)
● 教皇ヨハネ23世の祈りを使い、聖霊への呼び掛けの祈りで始める。
● 聖書朗読箇所に基づいて、その日のテーマについて黙想する。
● その日のとりなしの祈りのテーマについて祈る。
● 聖霊の続唱を最後に唱える。

聖霊への呼びかけの祈り:(教皇ヨハネ23世)

祈願
(主よ、)この現代に、新たな聖霊降臨によるかのように、あなたの不思議なわざを新たにしてください。イエスの母、聖マリアと共に一つの心で忠実に祈りつつ、聖ペトロの指導の下に従うあなたの教会に対し、どうか、わたしたちの神、救い主の支配する国、真理と正義、愛と平和の国を広めることをお許しください。アーメン」(教皇ヨハネ23世、1961年12月25日)
Invocation:
Come, Holy Spirit, let your victory be proclaimed
and your glory be revealed upon the face of the earth.
祈願
聖霊、来てください。主の勝利が告げ知らせられ、主の栄光が地の面に現わされますように。

Scripture: Eph. 1:15-23; 2:16; 1 Cor. 1:17-18
聖書朗読: エフェソ 1:15-23; 2:16; コロサイ1 1:17-18

‘We should glory in the cross of our Lord Jesus
Christ, for he is our salvation, our life and our
resurrection; through him we are saved and made
free. (Liturgy, Triumph of the Cross)
「主イエス・キリストの十字架を称えます。主は私達の救い、いのち、復活であり、主によって私たちはあがなわれ、自由にされました。」
(十字架の称賛の祝日 典礼集会祈願文)

Prayer intention:
Pray that the victory of the Holy Cross and its
saving power be manifested in our lives and
proclaimed over all the earth. ‘We adore you O
Christ and we bless you; because by your Cross you
have redeemed the world.’

祈りの意向:
聖なる十字架の勝利とその救いの力が私達の上に現わされ、また全地に告げ知らせられますように。「主キリスト、あなたを礼拝し賛美します。あなたは尊い十字架によって世を救ってくださいました。」

 ノベナ 第7日(5月20日)

7 福音宣教への権能を求めるとりなしの祈り
7 Intercession for Empowerment for Evangelisation

日々のノベナの祈り( 一日一時間を充てる)
● 教皇ヨハネ23世の祈りを使い、聖霊への呼び掛けの祈りで始める。
● 聖書朗読箇所に基づいて、その日のテーマについて黙想する。
● その日のとりなしの祈りのテーマについて祈る。
● 聖霊の続唱を最後に唱える。

聖霊への呼びかけの祈り:(教皇ヨハネ23世)

祈願
(主よ、)この現代に、新たな聖霊降臨によるかのように、あなたの不思議なわざを新たにしてください。イエスの母、聖マリアと共に一つの心で忠実に祈りつつ、聖ペトロの指導の下に従うあなたの教会に対し、どうか、わたしたちの神、救い主の支配する国、真理と正義、愛と平和の国を広めることをお許しください。アーメン」(教皇ヨハネ23世、1961年12月25日)

Invocation:
Come, Holy Spirit, empower us to fulfil your call to
be witnesses to the end of the earth and to be
bearers of the Good News.
祈願
聖霊、来てください。地の果てまで証人となり福音の使者となる召命を果たせるように私達に権能をお授けください。

Scripture: Matt 28:16-20; Lk 24:49; Acts 1:8
聖書朗読: マタイ 28:16-20; ルカ 24:49; 使徒 1:8

‘Those who allow themselves to be led by the Holy
Spirit understand that placing themselves at the
service of the gospel is not something one can say no
to, because they realise how urgent it is to convey
this Good News to others.’ (Pope Benedict XVI)
’聖霊に導かれることに身を任せる人は、福音に仕える身となることは、何かあれこれ拒否できることではないと理解するのです。なぜならば、人々に福音を宣べ伝えることはいかに緊急の用であるかよくわかるからです。(ベネディクト16世)

Prayer intention:
Pray for a new empowerment by the Holy Spirit so
we can be effective witnesses, and for a new boldness
in bringing the Gospel to the whole of creation; for
the work of a ‘New Evangelisation’ in the Church.
祈りの意向:
聖霊によって与えられる新たな権能のために祈りましょう。これによって効果的なあかし人となりますように。また、全被造物に福音を述べ伝えられる新たな大胆さを祈りましょう。また、教会の中で”新たな福音宣教”のための働きのために祈りましょう。

 ノベナ 第6日(5月19日)

6 和解と癒しのためのとりなしの祈り(6 Intercession for Reconciliation and Healing )


日々のノベナの祈り( 一日一時間を充てる)
● 教皇ヨハネ23世の祈りを使い、聖霊への呼び掛けの祈りで始める。
● 聖書朗読箇所に基づいて、その日のテーマについて黙想する。
● その日のとりなしの祈りのテーマについて祈る。
● 聖霊の続唱を最後に唱える。

聖霊への呼びかけの祈り:(教皇ヨハネ23世)

祈願
(主よ、)この現代に、新たな聖霊降臨によるかのように、あなたの不思議なわざを新たにしてください。イエスの母、聖マリアと共に一つの心で忠実に祈りつつ、聖ペトロの指導の下に従うあなたの教会に対し、どうか、わたしたちの神、救い主の支配する国、真理と正義、愛と平和の国を広めることをお許しください。アーメン」(教皇ヨハネ23世、1961年12月25日)

Invocation:
Come, Holy Spirit, help us live together in unity,
humility and love.
祈願
聖霊、来てください。わたしたちが一致と謙遜と愛のうちに、ともに生きられるよう助けてください。

Scripture: Ps 133:1-3; Eph 4:1-6; Mk 11:25; Lk 17: 3-4
聖書朗読: 詩篇 133:1-3; エフェソ 4:1-6; マルコ 11:25; ルカ 17: 3-4

‘May the experience of forgiveness and the value
given to every spiritual gift help everyone to build a
fellowship nourished by the breath of the Spirit of
the Risen Lord’. (Pope John Paul II)
ゆるしの体験と霊的賜物に付与される価値によって、わたしたちが復活された主の霊の息吹によって養われる交わりを築くことを助けてください。(ヨハネ・パウロ2世)

Prayer intention:
Pray for reconciliation in broken relationships and
the healing of life’s hurts. May the peace of Christ
that has broken down every dividing wall lead us
into unity. Pray this for your diocese, parish, family
and yourself.
祈りの意向:
壊れた関係の和解のためと傷ついた人生の癒しのために祈ります。
へだての壁を打ち砕くキリストの平和によって、私達が一つに導かれますように。この意向を、教区、小教区、家族と私達自身のために祈ります。
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