マラナタ 主よ 来てください!


畠神父


 第一日 ノベナの祈りー私は聖霊を信じます。

第一日 「私は聖霊を信じます」

1. 初めの賛歌 生ける神の霊(「主に賛美」P2)

2. 導入-聖霊への九日間の祈りを始めるに当たって、私たちは教会であることを自覚しましょう。それは、聖霊が御自分を知らせておられる神の民の集いの中にあります。これは、イエスを頭とする神の民の集いです。私たちが神の民であることを自覚するに従って、私たちは同時にその招きに応えて生きるには多くの失敗があることを、自己中心なところ、家族、隣人、友人といった人々への愛と思いやりに欠けていることなどを、自覚するようになります。ですから、まことに神の民であるためには、私たちの多くの欠点を、神に赦しを求めることから始めましょう。

3. 悔い改めの行為-「ああ、神よ、罪びとである私を憐れんでください。私の最大の恩人、いと高い神であるあなたに背いた私の人生のすべての過ちと背きを心から悔みます。  
聖霊の恵みによって、再び罪を犯すことのないよう堅く決心いたします。」

4. 謙遜を求める祈り-ああ、高ぶる者に逆らい、謙遜な者に恵みを与え、ご自身の内に模範を信者にお示しくださった御独り子のまことの謙遜の徳を私たちにお与えください。私たちが高ぶりによって決してあなたを悲しませることなく、むしろ謙遜によってあなたの恵みの賜物をお受けすることができますように。私たちの主イエス・キリストによって。アーメン(ローマ・ミサ典礼書)

5. 聖霊に対する祈り-神である助け主、貧しい者の父、悩める者の慰め主、心の光、魂の清め主である聖霊よ、私は御前にひれ伏します。深い尊敬をもってあなたを崇めます。何千回も、私はあなたを賛美します。そして御座の前に立つ天使たちと共に、私も「聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな」と申し上げます。

  私は、あなたが永遠であり、御父、御子と御一体であることを固く信じます。あなたが私の魂を救い、聖としてくださると、あなたの愛に希望を置いています。あなたを愛します。ああ、愛なる神よ、この世の何ものにもまさって、心からあなたを愛します。あなたは限りなく善、あなただけが私の愛のすべてにふさわしい御方だからです。
  
そして、あなたの聖なる霊感に対しても、感謝を忘れまた目の見えない私は、罪を犯してはしばしばあなたを悲しませて来ました。目に涙して、他のどのような悪よりも、最高の善であるあなたに罪を犯しましたことをどうかお赦しください。
 
私はこのきわめて冷たい私の心を差し出します。そしてこの私の罪の固い氷を、あなたの光線で、火花で貫いてくださるように、お祈りいたします。
  あなたはいと聖なるマリアの魂を、大いなる恵みで満たし、使徒たちの心を聖なる熱意で火をつけられました。私の心もあなたの愛で燃え上がらせてくださるように願い求めます。
  神なる聖霊よ、私にすべての悪霊に対して勇気をお与えください。
  あなたは火です。あなたの愛に対する熱い望みを燃えたたせてください。
  あなたは光です。永遠のものについての知識で私の心を照らしてください。
  あなたは鳩です。汚れない命を私にお与えください。
  あなたはそよ吹く風です。私の
感情の嵐を吹き払ってください。
  あなたは舌です。あなたをいつも賛美することをお教えください。
  あなたは雲です。私をあなたの御保護の陰の下にかくまってください。
  最後にあなたはすべての天の賜物の与え主です。どうかあなたの恵みで私を活かし、あなたの愛で私を聖め、あなたの英知で私を照らし、あなたの愛で私を養子とし、あなたの限りない憐れみで私をお救いください。いつもあなたを礼拝し、賛美し、御父と御子と共にあなたを愛することができますように、この地上で生きる間、そして永遠に天において、アーメン。

6. ことばの祭儀
  聖書箇所: Iコリント2・9~12(朗読)
  賛歌 (朗読した箇所にふさわしい曲を選ぶ)
  福音 ヨハネ16・12~15(朗読)

7. 説話のポイント
  教会は使徒たちの信仰を生きる人々の共同体です。キリストの命令によって、教会はこの信仰を受け継いで来ました。ですから教会は聖霊を知るための場所です。私たちが聖霊を知ることができるのは

 -聖霊が霊感を与えた聖書の中で
 -キリストによって教会にゆだねられた教えである伝承の中で(ヨハネ16・15)
 -秘跡の内に、典礼のしるしと象徴を通して聖霊は私たちをキリストに一致させます
-祈りにおいて、聖霊は私たちのために執り成しをしてくださいます(ローマ8・26)
-教会を立ち上げているカリズムと使命の内に(Iコリント12・2) 
-使徒的、宣教的命のしるしの内に
-聖霊の聖性を示し、救いの御業を継続する聖人たちの生涯の内に

8. 賛歌 主に賛美(「主に賛美」p30)
9.祈りましょう(全会衆による共唱)  
  御父、御子、聖霊よ、私は自分の体があなたの神殿であることを存じております。
あなたは命の源、全能の神、私たちの造り主であることを信じます。私の体全体はあなたの命と愛に満たされています。
  主イエスよ、あなたの尊い御血で私に触れ、私のすべての罪を洗い去ってください。私の一つ一つの罪をお赦しください。私の奥深くに残るすべての傷、怒り、罪悪感、すべてのつらい記憶をいやしてください。主よ、私はあなたに対して、隣人に対して、罪を犯しました。
  イエス様、あなたはご聖体の内に現存されます。主よ、私の心の内においでください。あなたが心の内にいてくだされば、何一つ恐れるものはありません。あなたが神の御子、あなたが私の心の内に、近くにおられますから。主イエスよ、あなたの内に命があり、あなたの命の内に、私は命を見出します。あなたは長血の女に触れ、いやされました。
主よ、私を憐れんでください。あなたの力で私を導き、あなたの御前に私を義としてくださるのは、あなたです。
  主よ、神よ、あなたは全能なる御方です。憐れみ深い御方です。あなたは私に触れ、魂、心、体のすべての病をいやしてくださいました。感謝いたします。とりわけ私をより近くあなたに引き寄せてくださったことを。心の底からの信仰をもって,御父と聖霊と共におられるイエスを崇めます。世々とこしえに、アーメン。

10. 終わりの賛歌 われらは一つ(「主に賛美」p10)

 司祭・修道者黙想会(主催聖霊による刷新関西委員会)

✞主イエス・キリストの恵み、
神の愛、聖霊の交わりが皆さんと共に!
 
敬愛する司祭・修道者の皆様、
寒い日々が続きますが、皆様には いかがお過ごしでしょうか?
 
今年もまた、「司祭・修道者黙想会」(主催聖霊による刷新関西委員会)を開催する運びとなりましたので皆さまにご案内申し上げます。昨年は、霊的著作、霊的指導で世界的に著名なロバート・ファリシィ神父様と共同指導者のシェリル・グエンさんを講師に招き、「霊的識別(Spiritual Discernment)」のテーマでカリスマ(霊的賜物)を願い求める完全沈黙の黙想会になり参加者全員が大きな恵みの体験をしました。本年は、カトリック新聞1月22日号にも広告を掲載いたしましたように、フィリピンのカリスマ刷新全国委員会委員長バート・パスター神父様に、「現代の司祭職・奉仕職に対する挑戦―聖性」(第二テサロニケ)のテーマの下に講話していただくことになりました。黙想会では、沈黙と祈りの時間を大切にし、賛美の歌と互いのための祈りが講話の前後に行われます。
なお、場所は、昨年と同様、福岡県宗像市にある「福岡黙想の家」で行われることになります。この点、ご不自由をおかけしますことをお許しください。

                       2012年2月1日
                    聖霊による刷新関西地区委員会
                     委員長    畠 基幸 CP

                記

 黙想会テーマ :「現代の司祭職・奉仕職への挑戦-聖性-」
 指 導 者  :バート・パスター神父 (フィリピン 教区司祭)
 通 訳 者  :人見 祥子 (日本語通訳者)
 場   所  :福岡黙想の家 (宗像市名残1056-1 Tel 0940-32-3222)
 期   間  :7月1(日)夕食 ~ 7月5日(金)昼食まで 
費   用  :5泊6日 会費 6万円(講師謝礼含む 当日受付にて徴収)
定   員  :25名 定員になり次第締切いたします。
 問い合わせ&申込受付先:聖霊による刷新関西委員会事務局 川瀬 隆枝
            〒651-2102 神戸市西区学園東1-1-101-707
TEL・FAX 078-791-4692 

講師の略歴を下記に紹介しました。
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 「心から主に語る」 

 夏休みは、毎年 何か宿題を承って、それをコツコツとやるようなライフ・スタイルです。3年前の夏は、ずいぶんとマカレア神父の聖体の前で祈る祈りの言葉に力をいれました。すでに山下さんが翻訳されていた原稿に手を入れはじめたのが、長い骨の折れる夏休みになったのです。2年前はルフス神父のイエスの本とミューレンの原稿を見直しました。昨年は、何をしたのか覚えていませんが・・・ずいぶん苦労していた思い出があります。だんだん記憶が薄くなるような気分です。どうなっていくのでしょう。

 この本が日の目を見たのは、その後もう一度見直すような機会があって、これが最終的な本の形になりました。聖体におけるイエス様との出会いが深まるとよいと思います。あとがきを<続き>に入れました。興味があれば、読んでください。
この本は、第15回聖霊による刷新関西大会でお買い求めできます。McAlear本

 わたしの今年の夏休みは、クーラーを止めての節電の年ですから何もできないので、これまでの資料を整理しようと思います。教区・小教区関連の書類、修道会関連の書類、CCR関連の大会・セミナー関連の書類、そして自分の作成した書類などなど未整理の書類がたまっています。わたしの人生は、そんな未整理の書類の堆積に似ているように思います。
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 聖霊による刷新セミナーのご案内

会 場: 宝塚黙想の家(御受難会男子修道院)

日 時: 2011年6月12日(日)~14日(火)
     受付12日午後13時~
     終了14日午後16時まで
     12日(日)のプログラムにミサはありません。
     聖霊降臨の祭日ですので教会でミサに与ってください。

会 費: 21000円 (2泊3日 6食付き)
     当日受付にて徴収します。
定 員: 25名 (全日程参加者のみ受け付けします。)

内 容:ミューレンの「クリスチャンの基本的体験の道」(テキスト)を学びます。 No1.教えと講話 No2.祈りと期待
  テキスト代 各 500円(実費)

必要な持ち物 各自の聖書、「主に賛美」の歌集、筆記用具
       
主 催:カトリック聖霊による刷新関西委員会
講 師: 畠 基幸 神父(御受難会司祭) 
参加申し込み先:
 〒651-2102
 神戸市西区学園東町1-1-101 707
 川瀬 隆枝
 ファックス 電話 078-791-4692
 
 申し込みに際しては、「聖霊刷新セミナー参加希望」と明記し、
 氏名、連絡先住所、電話番号、性別、所属教会をご記入ください。

 札幌聖霊セミナー

札幌雪祭りの期間、NTT研修センターで聖霊による刷新缶詰セミナーを実施中(2月11日(金)から13日(日)NTT研修センターに宿泊)。

 11日から12日は快晴に恵まれ、明るい日差しの中、25名の参加者とともにミューレン神父の書き下し聖霊セミナー教本を使っての合宿です。9日から早めに札幌に来たのは、セミナーの準備がまったくできていなかったので、セミナーの準備をするためでしたが、最初の9日は、前日までの疲れと荷造りに2時までかかり、朝のミサ7時に間に合うようにおきて、百日ミサ、そして8時45分発の便に乗り遅れないように朝食抜きで出発、到着後昼食を食べて、ホテルへ、ちょっと昼寝のつもりが、目が覚めたのは8時、それからあわてて大通りにでて、夜の雪祭りを見学してみた(写真下)。札幌ラーメンを食べて、ホテルに戻ると10時半、予定の勉強をして時計を見ると3時ごろ。翌日のミサのために6時半に起きる、しかしあいにく雪なので、ホテルの自室でミサと祈り、終わるといつのまにか9時になっていて、それから食事。脳の力はずいぶん弱っているようで、能率が上がらぬままに、夜の打ち合わせ会までずっとコンピュータにへばりつき、分かち合いのテーマを3枚のプリントをやっと書き上げました。いつもぎりぎりの一夜漬け生活です。打ち合わせは、9時に終わり、ホテルへ。夕食は”豚汁とほっけ開き”、なかなか油が乗っていて美味かった。その夜は暑くて満腹で眠れない夜になった・・・・

 雪祭りは、結局、最初の夜に少し歩き、11日の朝に少し散歩しただけです。中国人や韓国人の観光客が大勢いたのが印象的です。雪の芸術、氷の芸術 雪像
祭り1 祭り3 祭り2

 第18回カトリック聖霊による刷新全国大会(8月21日~23日)

第18回カトリック聖霊による刷新全国大会の開催のため、講師として韓国のコットンネ共同体からブラザージェームス・シン(コットンネ・イエスの兄弟姉妹会 1979年創立)とシスター3名、信徒4名をお招きしました。8人は、8月20日来日し、21日から23日まで 「新しい福音宣教」のテーマのもとに、尼崎のホテルニューアルカイックで全国の兄弟姉妹、沖縄から北海道まで、そして、韓国の姉妹を含めて参加者360名とともに聖霊に導きを祈り求め、信仰の喜びと恵みを分かち合いました。23日の大会最終日は、百日共同祈願第10回目の最終日でもあり、天の元后マリアの祝日の祈願文を使って1000日目の満願を感謝しました。また前日の8月22日は、日韓併合の百周年の節目に当たり、韓国の兄弟姉妹の和解のイニシアチブにより歴史の新しい一歩を踏み出すことができました。24日、25日の夜は生野教会でブラザー・シンの講話とコットンネ共同体との交わりのひと時が行われる予定です。生野教会の評議会議長 イグナチオ李(イ)さんと 信徒会長エマニュエル崔(チェ)さんがご自分の時間を割いて韓国語から日本語へ懇切丁寧な通訳をして下さいました。この場を借りて御礼感謝を申し上げます。


 第一日 オリエンテーション
     開会の儀(会場の清めと大会のための祈り)
     コットンネ共同体の紹介 ビデオ(DVD)
     8名の紹介

     ミサ  聖霊を求める祈り (司式 赤波江神父 パウロ会)

     夜: 第一講話 神に近づく方法 (聖霊による洗礼)
        Br シン  あかし 

 第二日 朝の祈り  聖体への賛美とみこころの信心 
     
     朝: 第二講話 回心
        
        Br シン    あかし 
        悔い改めの祈り
        個別の赦しの秘跡

     昼: 第三講話 清貧の霊性

        Br シン    あかし


     ミサ 聖霊に満たしを願う祈り 司式 マッケイ神父ーコロンバン会
        第21主日のミサ     


     夜: 特別プログラム      Br シン
        いやしの奉仕
        喜びの祝祭

 第三日 朝の祈り  主への賛美と感謝の心

     朝: 第四講話 宣教の霊性

     昼: 
        
     
        ミサ 宣教の賜物を求める祈り 司式  はた神父
     
     講師への感謝のあいさつ   中村 友太郎(全国委員)
     閉会のあいさつ       畠  基幸 (実行委員会委員長)
        

 聖霊セミナー黙想会 (6月19日~21日)

 6月の深緑の森に包まれた宝塚黙想の家において「聖霊による刷新セミナー黙想会」が行われました。これはヘリベルト・ミューレン神父の「クリスチャンの基本的体験への道」1.教えと講話、 2.祈りと期待 を基にして不肖 私が解説するという形で行った聖霊セミナーの缶詰キャンプです。日本でこのテキストを使って行った黙想会としては最初ではないかと思います。2泊三日間は、7回の講話と個人振り返り、グループ分かち合い、聖体賛美式、聖体の前での記憶の癒し、ミサ、朝の沈黙の個人黙想、ゆるしの秘跡、ロザリオの祈り、満たしの祈りなど スケジュール一杯内容満載の大変に充実した黙想会キャンプでした。この会には、高齢者も多く、最高年齢は女性91歳、男性85歳で、すべてのスケジュールを元気に参加し、参加者を感激させました。特に91歳の渡辺悦さんは、関東方面でカテキシタをされていた方で、聖霊に刷新には、一度だまされたと思って参加したら、その時心に熱いものが留まり、それから刷新に加わり、その火は今も消えないで元気に主への奉仕を続けているのですとその元気の秘訣をあかしして下さいました。85歳の梅原神父さんのお兄さんは、綾部で一人暮らしで自炊されていますが、カトリック信者として家の前に掲示板を立てて、みことばを毎日書いて道行く人の目に触れるようにしているとのこと。また、長生きの秘訣は、若い頃大病して死を前にしたときに、神学生だった弟神父の祈りや信者さんの祈りが大きな力となり命を救われたので、現在も毎日の朝夕感謝をささげ続けていることが大きいとわたしにあかしして下さりました。

沖縄からの遠方の参加者が二名あり、その他は、関西地区の祈りの集い、広島、和歌山、京都北部、奈良、三重、神戸、大阪など関西方面が主な参加者でした。
 参加者 33名 (男性4名)
 講師  1名 (畠 基幸神父)

セミナー売布1わたしの両横が梅原さんと渡辺さんです。

セミナー風景
 聖霊セミナー売布2 聖霊セミナー売布4 聖霊セミナー売布5聖霊セミナー売布6

 ミューレン「キリスト者の基本的体験への道」セミナー

聖霊による祈りと生活の刷新セミナー

主の平和 !
三位一体の神の栄光をたたえ、賛美と感謝のうちに聖霊に満たされて御父と御子の交わりの中に入る希望・信仰・愛の日々を送りたいと願っておられる方々のために、共に信仰の学びと祈りの時を持ちたいと聖霊セミナーを計画致しました。皆様のご参加をお待ち致しております。


場所;  カトリック夙川教会

日時;  2010年 3月12日~4月30日迄の 毎週金曜日
     (3/12 3/19 3/26 4/9 4/16 4/23 4/30)   
     (4月2日 聖金曜日休み)全7回 
     13時半~16時半

参加費  全回参加の場合は 3000円
     各回は1回 500円 どちらも当日受付にて

持参品  「主に賛美」(歌集)、聖書、                    
「クリスチャンの基本的体験への道」(Ⅰ・Ⅱ)は当日会場で販売。

講師   畠基幸神父 (御受難会司祭)

主催・問い合わせ先
〒 651-2102 神戸市西区学園東町1-1-101-707
  聖霊による刷新関西事務局   川瀬 隆枝
  TEL/FAX 078-791-4692 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
参加申込書
氏 名                      男 女   年 齢(   )
住所                        電 話
所属教会;                     申込日   月   日

 サムライの如く - トニ・グリン物語 -

サムライ 故トニ・グリン神父様の実弟パウロ・グリン神父により著された本です。オーストラリアと日本との和解と平和の橋渡しをされた偉大な宣教師の魂の物語を生い立ちから、先祖、家族、交友関係など詳細に、実弟であるパウロ神父だからこそ書き上げることのできた偉大な宣教師の生涯のエピソードをつづった人物伝です。トニ神父様の人柄と司祭職の在りし日の姿がよく分かります。本の原題「Like a Samurai」は、最終章の書かれている最期のお姿からとられたものです。神父様は、末期癌のお体で入院中にもかかわらず日曜日には教会に戻り、神父様は信者のためにミサをささげておられました。その日は、いつものようにミサを始められましたが、途中で香部屋に戻り倒れられ、翌日天理病院へ運ばれましたが、ヘモグロビンが通常の三分の一しかなく、癌が進行して体内出血が始まり肺に血がたまり呼吸困難となりました。血を抜くために管が差し込まねばならないとトニ神父に告げられた時、もうこれ以上命がないと分かり、6人の医療スタッフ一人ひとりに名前を言って「ありがとう」と感謝と別れの挨拶をして絶命されました。パウロ神父様はすぐに遺体を引き取って教会に運び、トニ神父様の祭服を着せ、そのまま教会の畳に安置されましたが、血が祭服からにじみ出ていたお姿が、十字架のイエスと同じ姿で、ある信者さんは「侍のように主君イエスとその民のために最後まで闘い、討死したかのように」感じたそうです。「そのために本の表題を決めました。兄の生涯そのものを言い表しているのです。」パウロ神父様に面会した折に伺いました。

 トニ・グリン神父様とは、1983年奈良に叙階後最初に赴任したときに会いました。聖性にたいする熱い思いを持っておられ、当時CCR(カトリック・カリスマ刷新)司祭黙想会の幹事役で、諸外国から指導司祭を呼び、また国内の司祭を黙想会に勧誘することをしておられました。わたしが初めて参加した司祭黙想会、わたしはマリスト会のご厚意で無料で参加できましたが、1983年叙階を受けた年の秋のことでよく覚えています。そのカリスマ司祭黙想会は、毎年三田にある関西大学セミナーハウスで行われ、その年は、シスターブリッジとサリバン神父指導の黙想会だったので120名の司祭が集まりました。その後、司祭黙想会は、トニ神父様の死後、次第に参加者が減少し、2006年には中止を余儀なくされました。司祭黙想会の担当は、ライル神父帰国、ウィックス神父死去、ケビン神父帰国などもはや誰も担当する人がいなくなりました。カリスマ刷新の日本での普及は、偉大な宣教師たちに依存してきたため、誰を呼べばよいのか手探りの状況ですが、先人の志を受け継ぐべくわたしが担当することになりました。今年の司祭黙想会は、往年の盛況ぶりとは比較にならないほどのさびしい参加者で、シスターや一般の参加も含めて、わずか18名でした。来年に司祭黙想会を企画することもできない状況です。

トニ神父様 どうかわたしたち司祭のためにもとりなしてください。

本は、こどもの里・グリンファミリー発行 で収益金のすべては子供の里に贈られます。
発行所 こどもの里
〒557-0004
大阪市西成区荻野茶屋 2-3-24
TEL/FAX 06-6645-7778

著者 パウロ・グリン神父
1928年生まれ、1955年来日、22年間奈良を中心に宣教活動を行う。
山田無文研究など仏教を通して日本文学・日本文化の造詣を深かめる。オーストラリア帰国後は著述活動に従事し、本から得る収益はアジアの恵まれない子供たちのために贈り続けている。

おもな著書
長崎の歌 (A Song for Nagasaki ) 1989年12月
蟻の街の微笑み (The Smile of a Ragpicker ) 1995年6月
癒された人々 ( Healing Fire from Frozen Earth) 2001年11月
和解 (The Wayside Stream Reconciliaton) 2004年11月
 

 聖霊セミナー 復活

 聖霊による刷新関西地区では、神戸と奈良で十数年ぶりに聖霊セミナーを開始。どちらも数十名の参加があり、新しい人も加わり、12月10日登美ヶ丘ではパウロ・グリーン神父・畠神父の導きにより聖霊の満たしを祈った。

登美ヶ丘教会
 奈良01 奈良02
 
パウロ・グリーン神父とともに奈良03 

住吉教会では 2週間に一回聖霊セミナーが続けられており、ミューレンのテキスト「クリスチャンの基本的体験の道」(ⅠとⅡ)をもとに、ウルバン・サルビエ神父の豊富な体験を交えて講話が行われています。聖霊の満たしを受ける前に、悔い改めの心の必要性など、明け渡しの決意を準備するためにゆるしの秘跡が12月12日に行われました。ウルバン1
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