マラナタ 主よ 来てください!


畠神父


 新年のあいさつ

 あけまして おめでとうございます。

 皆さまは 年のはじめ、よき日でしたでしょうか? 皆さまの 健康と平和をお祈り申し上げます。


 わたしは、夜中のミサと午前11時のミサ、病人への訪問と、あとは突然の睡魔で夜の9時まで寝てしまいました。あわててお雑煮を食べ、お節料理をつつき、遅ればせながら、一日の祈りの日課をして ようやくパソコンのメールを見たり、皆様からの年賀状を読みました。もう午前0時を過ぎました。

 今年も あわただしく 時には 間に合わないような日々の毎日でしょう。
 

 大晦日の真夜中に、テ・デウム(賛美の賛歌)を歌いました。歌い終わってちょうど0時、それからミサでした。参加者は8名。歌った「テ・デウム」は、カトリック聖歌集12番の「われ神をほめ」です。久しぶりに歌ってみると、なんとキーが高いのでしょう。出足は低くて、後半ところどころ高揚する強調点が高いのです。いぜんスムースに歌っていたのにと残念でした。ミサの時はその影響で声がうまく出ませんでしたが、終わりころには何とか声が戻りました。昨年は声帯結節ができて大変あわてましたが、この夜も再発かと少し内心冷や汗でした。朝のミサは、何とか声は詰まるところがあったけれども、歌ミサで祈り続けました。新年のミサ 天気も良く すがすがしく 昨年の感謝と今年の希望を祈りました。神に感謝!

 ところで、賛美の賛歌(テ・デウム)は、テ・デウム・ラウダムス(Te Deum Laudamus 神よ、私たちは、あなたをほめたたえます)のラテン語の冒頭の言葉をとって「テ・デウム」として知られている賛歌です。12月26日の恒例の司祭の集いでは この「テ・デウム」をラテン語で歌いました。 ラテン語の場合は歌詞を目で追うだけで精一杯です。「賛美の賛歌」は、栄光の賛歌に似た構成になっています。これは「毎日のミサ」の1月号巻頭言に説明されています。ルーテルでも聖公会でも歌う賛美の歌として紹介されていました。

「賛美の賛歌」は 新年の始まりにふさわしい! Youtubeを貼りつけました。
行く年来る年の除夜の鐘と同じ意味合いがあるのが「蛍の光」です。スコットランドの「送別」の民謡ですが、北欧の国では越年を刻む新年を迎える歌です。今年は、年賀状の絵柄も考えられないほど時間に追われてしまいました。 でもこの自然の中に遊ぶ動物たちの映像を見ながら、蛍の光のメロディーで新しい年の希望と感謝で始めるのは良いことでしょう。
これも 「テ・デウム」です。神の創造のみ業をたたえ、神の霊に満たされる喜びを歌いましょう。賛美は神への愛の歌です。



「"Auld Lang Syne"(蛍の光) by Sissel(live)I wish a Happy New Year to all the world. Sissel, the international singing sensation from Norway,
is widely regarded as one of the finest and most talented sopranos in the world. Her crystalclear voice has made Sissel a national institution in Norway. Sissel has sung all over the world,
selling over six million solo albums. She contributed the haunting vocal tracks for the soundtrack to Titanic. She has been doing great duets with singers like Placido Domingo, Charles Aznavour,
Taro Ichihara, Bryn Terfel, Jose Carreras, Russell Watson, Kurt Nilsen,
Neil Sedaka and Josh Groban. Sissel sings the first verse in English
and the final three verses in Swedish.」 (ノールウェイの歌手 シセルによる蛍の光です。この英語の説明では、世界で最も優秀なソプラノ歌手に数えられ600万枚のシングルレコードの記録があり、タイタニックの映画音楽でサウンドトラックの心に残る歌声は彼女であることでも知られています。ほかに有名な歌手とのデュエットもたくさんあります。最初の節は英語で始まり、終りの3節はスウェーデン語です。蛍の光の日本語の歌詞は覚えておられるでしょうか?)
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