マラナタ 主よ 来てください!


畠神父


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 夏休み 旅行記 (1) 松永司教への墓参

今年の夏休みは、尼崎の聖霊による刷新大会と講師のルフス神父を福岡・長崎へ案内して墓参りの希望をかなえることでした。三日間の大会のためだけにウィーンからインド、そして日本へやって来られたので、希望があれば言ってくださいとお尋ねすると、ローマで一緒に勉強した同級生の墓にお参りしたいとのことでした。浜尾文郎枢機卿の墓は横浜なので今回は行くことができませんでしたが、福岡の松永久次郎司教と長崎の島本要司教の墓へは案内することができました。

松永司教さまのために追悼ミサ(福岡司教館二階小聖堂)
松永司教の形見のアルバを着てミサをささげる。この日は、聖ビアンネの祝日で、アルスでの叙階25周年、50周年に行われた黙想会を思いを馳せ、司祭職の理想、模範としてアルスの聖人を尊敬して、自分の霊性としてきたことを話されました。

松永

宮原司教さまとともに (福岡司教館 応接間)
宮原

福岡で案内してくださったのは「NPO しらゆりの会 -小倉」の人たちです。移動にタクシーなどを利用すると費用がかかるので大会に参加された人たちのお力を借りてルフス神父を案内することができました。

 NPOしらゆりの会: ボリビア貧困のために家から見捨てられた障害児たちの世話をするためにシスターをやめて単独で活動している野原昭子さんを後方から資金援助したり、モンゴルのホームレスの子供たちの里親制度を発足させたり、カトリックの幼稚園の廃校を食い止めて、NPO法人立にして幼稚園を存続させたりと活躍中で、司教も信徒のこのような活躍に目を細めて、あなたたちのような信徒の専門集団によって教会活動を活発にしてほしいと話されていました。このグループとカリスマ刷新がどう結びついているのか、代表の安藤さんがイエスとの出会いの体験を通してこのような活動に入ったことを証しされました。刷新は誤解されているような「単なる夢見る人の集まり」ではなく、苦しみに直面してイエスへの愛から自らを投げだす働きの力の泉が「聖霊による刷新」との出会いからだったことを熱っぽく各自思い思いにお話しました。
 
 宮原司教様も叙階された日の思い出を語り、病人が秘跡によって力づけられたことを証しされて、カトリック教会の秘跡には不思議な体験はよくあり、司祭ならばだれでも経験していることですが、それを宣伝には使いませんと話されました。 
 宮原司教様は、ルフス神父さまとイタリア語で話してずいぶんと司教様は打ち解け、あとで松永司教様のアルバを形見としてプレゼントされたので、ルフス神父さま日本での最高の感激の日ですとお礼を述べられました。

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