マラナタ 主よ 来てください!


畠神父


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 1月12日 年間 第一月曜日

主の洗礼の翌日、今日から「年間」の典礼が始まる。
第一月曜日 

入祭唱は、詩篇19・9~10
  神の定めは正しく、心に喜びをもたらし
  そのみ旨は清く、人々の目を開く
  神のことばは正しく、世々に及び、
  その裁きは真実で、すべて正しい。

集会祈願 恵み豊かな神よ、あなたを仰ぎ見る民の、心からの願いを顧みてください。わたしたちが何をなすべきかを知り、果たすべき使命を全うすることができますように。聖霊の交わりの中で・・・

第一朗読  ヘブライ人への手紙 ヘブライ 1・1~6
答 唱   栄光は世界に及び すべてを超えて神は偉大(Ps 97)
福 音   マルコ 1・14~20
     「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう」
現在までで一番よく参照した解説書は、「思い起こし、物語れ」(上下)マルコ福音書のメッセージ(シルヴァノ・ファウスティ著佐久間勤訳 女子パウロ会)です。これは、霊操の基礎になるレクチオ・ディビナの読み方による解説書で祈りと黙想の材料を提供するために聖書の解説を試みたものです。とても良い本だと思います。 

 この本で 特に意識的というか印象的なのは、「主」を浮かび上がらせてくれることでしょう。ドイツ系の神父さん、たとえば私は旧約聖書の初歩をワルケン・ホースト神父(イエズス会 旧約聖書学)から学びましたが、「主」について注意深くなるように強く教えられました。現在のベネディクト教皇もまた「主の名」(YHWH 聖四字)の発音をしないようにとの手紙を書きましたね。ワルケン神父の影響を受けたと思われる雨宮神父も、毎日の説教の解説をしていますが、「今日のみことば」月曜日の解説では、このようなコンテキスト書いています。

「イエスは 『神の国は近づいた』と言っています。『神の国』は『神の支配』とも訳せます。神の国とは具体的な領域を示すのではなく、人類が神を唯一の主であると知ることなのです。この『神の支配』に取り掛かった時から完成の時までが、終わりの時代です。ですから『時が満ちた』とは、まさに『終わりの時代』が始まったという意味なのです。」

 引用した「今日のことば」は雨宮神父のライフワークで、新生会館聖書センター、雨宮彗発行・編集責任者 購読料 年間五八〇〇円 引用「聖書新共同訳(一九九三年)日本聖書協会)を取り寄せると毎日の黙想に役立つと思います。

 わたしのブログはあちこちの引用文や聞きかじりの内容を自分の独自解釈をまぜていれています。原文の方がわかりやすいかもしれませんね。わたしはあまりにも多忙になったのでノートを作るまがないのでメモとしてここに置いています。いずれ削除しますが、それも忘れてしまうかもしれません。

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