マラナタ 主よ 来てください!


畠神父


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 日曜学校クリスマス会

サンタクロースが今年も教会にやってきた・・・

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クリスマス会のお話のポイント:

どうしてサンタクロースがクリスマスにやってくるのですか?
と子供たちに質問してみました? サンタクロースとクリスマスにはなにか似ている点があるのかな・・・
さっそく、 あのね イエス様は誰に似ているかと聞いてみました? みなさんは 誰に似ているのかな?
パパ、ママに似ている。 ひとりの子が イエス様はヨセフさまに似ていると叫びました。 そうだね・・・ 養父ヨセフさまは、イエス様を養い育てたから、生まれより育ちということで 話し方や食べ方や動作は似ているでしょうね・・・子供は親の背中を見て育つといいますから・・・ 

 サンタクロース誰だっけ? 知っている? 聖ニコラスという人が貧しい三人の娘の家に金貨を煙突から投げ入れたらそれが暖炉で干していた靴下の中にはいったの・・・ ふーん 物知りだね。ミサで神父さんが話していたから・・・ うん うん 良く覚えているね!
 サンタクロースって アメリカでそう発音して有名になったので、
オランダ人の発音が 聖ニコラスのことをシンクロースと発音していたのだそうだ・・・ 神父さんはちゃんと発音できないけれど・・
 でもどうしてこの話がクリスマスに登場するのか わかりますか?
この前、町のお医者様のところへ行ったら、サンタクロースはクリスマスに関係ありませんよね・・・と聞かれました。 それで聖ニコラスの話をしたんだ。そうするとお医者様はやはり関係がないんですねと・・・ でも君たちはそうは考えないでしょう。

 だって、イエス様のお父様は神様だったよね・・・ 神様は目に見えないけれど、イエス様は神様に似ているよね。だって神さまの子どもなんですよ! 最も大切な子供を人間に預けたんだよ! 赤子の姿で、みんなから大切にされないとすぐに死んでしまうような弱い赤ちゃんですよ。お父様のもっとも大切な自分の身を切る思いで私たちにお与えになったのです。なぜなら神様は愛だから。皆のご両親も皆さんを育てるのにとっても大切にして自分のことよりも皆さんのしあわせのために一生懸命働きます。だってあなたを愛しているから。神様は私たちを愛してご自分の子を与えてくださった。 ヨハネの福音には、「神はひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。」(3章16a)とあります。御両親はみなさんによいものを与えようととても苦労して働きますが、それは皆さんをとっても愛しているから、どんなつらいこともつらいと考えないでみなさんの喜ぶ顔を一目見たいからです。神様がご自分の子を与えられたのは、見えない神の姿を世に示して、皆さんが迷子にならないように、さまざまな贈り物、道、真理、いのち、愛、希望、平和となってくださったのです。サンタクロースは、このお父さんの心をよく表していますね・・・ 皆さんの喜ぶ顔を楽しみにして毎年皆さんの枕元にプレゼントをおいてくれうのです。な~んだこんなプレゼントなんて 不満な声は サンタさんをがっかりさせるよ! みんなのためにわざわざ来てくれたのですから・・・喜ぼうよ!
 神様にはどんな喜びの声を クリスマスは、キリストのミサというのですよ・・・ お父さんの心に応えて最初にささげられたミサ、御父の心を子に、子の心を御父に向けさせる愛の宴、キリストのミサがクリスマスの贈り物なのです。サンタクロースとクリスマスは、どこか似ているところがあるでしょう。 そう思いませんか?
皆さんも キリストの誕生を祝って準備した歌や踊りをプレゼントしてください。 楽しい時間になりますように!!!

げき
幼稚園児と小学校1年生のクラスの演技・・・

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