マラナタ 主よ 来てください!


畠神父


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 エリム(ELIM) カリスマ刷新から誕生した主に仕える共同体

フィリピン人のために、フィリピンで創立されたカリスマ刷新から発展した共同体に参加してきました。すばらしい賛美と講話とあかし、そして分かち合い(賛美の祈りやカラオケや食事も含めて)がありました。いいですね。すばらしいコミュニティですね。世界的な規模で広がっています。教会のミサだけでは、たりない、また信心行だけでは足りない、みことばに飢え渇く民に、家族と共同体が一緒に分かち合う・・・神の国のあかしの共同体です。

 ELIMとは、旧約聖書の出エジプト記15章27節の場所の名前から取られました。
 「彼らがエリムに着くと、そこは十二の泉があり、七十本のなつめやしが茂っていた、その泉のほとりに彼らは宿営した。」(出エジプト15章27節)


 エリムの本部(The Elim Global Headguarter, 略EGHQ)は、刷新のためのエリムセンター(The Elim Center for Renewal略ECR)として新マニラ、ケソン市にあります。1994年にエリムのボランティアたちによって建てられました。この土地はSin枢機卿によって祝福され、エリムに寄付されたされたとのこと、枢機卿の後押しもあり、エリムは、1989年1月18日にマニラ大司教区のCCR(カトリックカリスマ刷新の下に、超小教区カリスマ刷新共同体連盟の創立メンバーになりました。また2008年には、国際的なCFCCCF(カリスマ刷新契約と交わりの共同体カトリック連合)のメンバーとして公認され、教会法上の322項による法人資格をもつ信徒の協議会のメンバーの一員にもなりました。また、2009年7月28日には、エリム共同体はフィリピン司教協議会の信徒のための司教委員会により、信徒団体の正式なメンバーとしても公認されています。


 創立は、1980年9月28日 シス・ルイ・ナカル(Sis Luli Nakar )が霊的インスピレーションを受けた時から始まります。それは主からのものだとパスカル。アドラブル神父によって確認されました。高速道路を歩いている自分を見ていたときに空からの声を聞きました。雷のような響きでしたが、優しく「行って、福音を宣べ言えなさい」と聞こえました。そして振り返ると、夫のウィリーと子供たち、ディディ、ドディ、PY、そしてドンドンがいました。それは家族が主に従い、主に仕えるという召命の呼びかけでした。翌年の2月14日、夫婦で聖霊セミナーに参加し、霊が刷新され、イエス・キリストを救い主、主と受け入れました。同じ年9月、家族、友人、親類縁者も聖霊セミナーを受け、家族ぐるみで聖霊による刷新に非常に熱心に参加するようになりました。1982年には、ウィリーは、マニラ大司教区のカリスマ刷新、パサイ地区の信徒の奉仕者としてシン枢機卿から任命を受けました。1983年、夫婦はヨシュア記シケムの契約を読んでインスピレーションを受けます。「ただし、私とわたしの家は主に仕えます。」(ヨシュア24章15節)この時から、ナカル夫婦とその家族は主に完全に仕え、信仰に生きることを約束しました。他の信者も彼らに参加して、彼らは、自らを エリム、主に完全に仕える家の者と呼びました。1985年1月からイエス・キリストの福音を宣べ言たえる奉仕は、さまざまなレベルの人々に受け入れられ、彼らの家は、礼拝、教え、交わりの共同体になり多くの人が集まるようになったのです。 主の奉仕に献身する共同体として、ウィリーをその共同体の長老、シス ルイをビジョンを守る人として今日まで発展し来ています。来年は30周年を迎えます。


大阪には、7つの共同体(支部)ー門真、茨木、玉造、吹田、・・・があり、奈良にもあって、全国にフィリピン人がいるところは どこにでもあると思われます。
豊中での集まり

 BRモーセとその妻とともに

 Elimshot01
ELIM をインターネットで検索すると、1925年、アイルランドで創立されたエリムというペンテコステ教会が出てきます。世界的な超教会派のペンテコステ教会のようです。癒しの集会などがあるようです。 またエルシャダイというカリスマ刷新の教会もなかなか同名の歌や歌手やDVDなどの宣伝でフィリピンのカリスマ刷新グループが出てこないですね・・・ これもフィリピンの大きな運動に発展したものです。

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