マラナタ 主よ 来てください!


畠神父


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 第16回百日間 連続共同祈願ミサへの招き 

第16回百日間連続共同祈願ミサへの招き(5月13日~8月20日)

主の復活の喜びのうちにごあいさつ申し上げます。
 
「わたしはぶどうの木、あなたがたは枝である。人がわたしにつながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ。(ヨハネ15・5)」

 皆様 お変わりありませんか。私は、これまで一度も休むことなく病気することもなく事故もなく日々皆様と祈りの内に結ばれて 百日間の共同祈願を15回、1500日間を元気に過ごすことができました。ご心配をかけた喉は回復し、毎日の祈りや説教において支障なく、日々喜びと賛美の声を主にささげています。アーメン、アレルヤ。

 第16回目の共同祈願は5月13日(日)~8月20日(月)までの百日間です。<以下の続き>は趣旨を手紙文にして印刷しましたが、このネット上にも公開します。ご賛同の方は、はがきで祈りの意向を池田教会宛にお送りください。
報告と趣旨の説明:

 2012年1月7日から始めた第15回目の共同祈願には、最終日4月15日(いつくしみの主日)までに総計812通のはがきの意向が届き、参加者と共に感謝のミサをささげ皆様の意向を奉納しました。毎回、この祈りの輪に加わる方がだんだんと増えてきています。参加されない方の多くの理由は、趣旨に賛成できても祈りきることができないと躊躇されることにあります。また、趣旨自体がよくわからないからという理由もあります。そもそも百日間祈りを重ねることに何の意味があるのかと仰る方もおられるのです。

確かに、毎回1200通にも及ぶ招きの手紙をお送りしております。聖霊による刷新関西委員会の活動として本腰を入れなければ、毎回10数万円の事務経費を賄うことができません。年間3回の合計は40万円前後になります。これらは関西大会での献金や個人の寄付によって自転車操業のように続けることができました。寄付や切手をささげてくださった方々に改めて感謝を申し上げます。これだけの費用を費やして何を成し遂げようとしているのでしょうか?

この趣旨を考えると、これは聖霊の促しのように思えます。わたしたちの計画ではなかったのですが、主はわたしたちを招いて執り成しの祈りをささげるように望んでおられたのです。主は「わたしはぶどうの木」とご自身を木にたとえて、私たちがその枝として留まり実を結ぶように望んでおられるのです。全国津々浦々に祈りの集いがあり、個々人は聖霊に導かれて熱心に祈りをささげています。ぶどうの木が一つの苗から生じるように、主は私たち皆がキリストの愛に根ざしキリストの背丈にまで達することを望まれるのです。

「聖霊による刷新」は、五旬祭(ペンテコステ)の日に起こった出来事が現代の信者の集いに日々新たに起こることを望んでいます。すなわち、一同が集まっていると、突然激しい風が吹くような音がし、天から炎のような舌が分かれ分かれ現れ、ひとり一人に留まりました。一同は聖霊に満たされ、“霊”が語らせるままに、神の偉大な業を賛美し感謝する証しの力を受けたように、わたしたちは日本の教会が神の愛を証しすることができるように聖霊の注ぎを願っているのです。1967年デュケイン大学の学生愛好会の週末黙想会から始まった新しい聖霊降臨(ペンテコステ)の体験が、カトリック・カリスマ刷新と呼ばれました。その主な特徴は、按手により、「わたしたちに与えられた聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれる(ローマ5・5)」ことを体験し、イエスを主と告白し、愛、平和、喜び、感謝の心で満たされるのです。それだけでなく、「神が与えてくださった“霊”により(1ヨハネ3・24)」、互いに愛し合い、主に留まり、主の内にあって、神に願うことは何でもかなえられると確信を持つことができるのです(1ヨハネ3・21)。なぜなら、私たちの願うことは、キリストの内に留まって願っていることなので、キリストの願いを願うことに他ならないからです。この聖霊の満たしの体験をした信者の集いを一本のキリストのぶどうの木ように目に見える形にするために関西大会の参加者の名簿をもとに全国のぶどうの木のネットワークを作り百日共同祈願を始めました。百日共同祈願は、こうして2007年からすでに5年、15回目を終わり、6年目の16回を始めるまでになり、毎回、収穫の実りを味わう大きなぶどうの木に成長しました。

一つのぶどうの木として成長した百日共同祈願は、私たちの執り成しの祈りへの取り組みをさらに前進させる原動力となりましょう。これは、世界の動きとも符合しているのです。昨年の関西大会の講師シリル・ジョン氏の分かち合いは、インド全国に執り成しの祈りのネットワークを構築した方法と働きでした。ICCRS(国際カトリック・カリスマ刷新奉仕会)の最近の活動は、2017年のCCR50周年に向けて、1.(火を点ずる)2.賜物の炎を燃え立たせる)3.(火を広める)の三つのビジョンを基に特別な仕方で準備するように呼びかけています。そのためにも主の昇天から聖霊降臨の主日までの9日間ノベナの祈りをささげて執り成しをする運動を起こしています。関西委員会は、この世界の潮流にあわせてシリル・ジョン氏から入手したノベナの祈りのテキストを5月14日・15日に宝塚売布で行われる執り成しのセミナーまでに印刷して全国の祈りの会(56カ所)に配布する予定です。個人的に手元に欲しい方は関西委員会事務局にご連絡ください。
今年のスケジュールとして、
5月14日~15日 「執り成しの祈り教本」研修会        売布・宝塚黙想の家 
7月1日夜~6日昼「司祭・修道者黙想会」バート・パスター神父 指導 福岡黙想の家
7月8日昼、9日日帰り 大名町教会「信徒の聖性への道」バート・パスター神父指導
7月10日~12日 「コイノニア・レシピ(共同体造り)」バート・パスター神父指導 
(7月14日~16日 関東大会-関東委員会主催- バート・パスター神父指導)
8月18日~20日第16回聖霊による刷新関西大会 ジョン&スー・ホワイトヘッド夫妻
 これらの計画の上に 主の大きな祝福がありますように 皆様の執り成しの祈りをお願いします。
ここで話が変わりますが、私から皆様にお願いがあります。百日間の共同祈願は、毎日池田教会のミサの中でささげられています。三人の共同司式で百日間の共同祈願の意向を集めた籠を祭壇の前に置きお祈りしています。この行為を通して絶えず皆様の意向がみ前にささげられるように願っています。
ところで、池田教会では15年間西インド諸島のジャマイカ・サンクロア教会(マンディビル教区)のミッションに年間52万円を送金してきました。15年前は、信徒会館の借金を返済し、主任だったデニス神父の提案で、外国から援助を受けて日本の教会が誕生したので、感謝の心を貧しい国の教会を助けることによって表明しようと、貧しい国の支援を決め、多少とも資金の流れが明瞭なミッションの支援先として御受難会出身の司教が担当する教区を選びました。元総長のポール・ボイル司教(2007年没)、そして現教区長のニール・テイドマン司教のミッションへ支援金を送ってきました。池田教会も高齢化に伴い年金生活者が増え、信者数は同じでも15年前に比べれば維持費の総額は200万円減少で、また私が着任してここ数年で100万円以上減少しています。しかも、東日本大震災の後は、ほとんどの寄付金は被災者への支援、復興資金に回すため、この貧しい人たちへの支援金は大きな負担になり、ジャマイカ・ミッションへの資金援助は昨年の12月で打ち切ることになりました。このハイチと隣り合わせの国のために何ができるかを祈った時に、すべての人のためにご自身を与えられたミサの精神を表す一つとして貧しい人への分かち合い献金のことが思い浮かびました。ミサの中で献金籠が回ってきますが、それは福祉活動のためや特定献金のために集められます。自由献金です。1日10円を百日ミサの献金として犠牲していただければ、それは貧しい人々へのミッションに大きな助けとなります。わたしたちの祈りに貧しい人々の祈りが加わると祈りの意向がかなえらます。これは、わたしの確信ですが、イエス様は貧しい人々の祈りを喜ばれるのだと思います。そしてあなたの献金は貧しい人々を助ける活動に使われます。1200人の方に呼びかけています。その中の50人でも100人でも答えてくだされば、大きな力となります。同時に、振込用紙には、司祭修道者の黙想会への支援もお願いしました。関西委員会が主催して聖霊による刷新司祭修道者のための黙想会を企画しています。海外から黙想指導者を招く費用と参加者が少ないために毎年赤字になります。特定の献身的な信者さんにお願いして補てんしていただいていますが、司祭修道者の参加者への交通費の支援ができれば、もっと多くの司祭が参加できるようになるのではないかと思いますので、司祭修道者の黙想会支援にもご協力をお願い申し上げます。どちらかチェックするか、両方の場合は各500円という意向で処理します。初めてのことで戸惑われるかもしれませんが、関西委員会の活動内容が増えたため皆様に献金を願うものです。あくまでも自由献金なのです。これまでどおり献金しなくても百日間共同祈願には参加していただきたいと存じます。祈りに参加することこそが大きな執り成しの働きでありあなたの固有の貢献なのですから。                                             
聖霊による刷新関西委員会
委員長 畠 基幸 CP


第16回 百日共同祈願 執り成しの祈り
 5月13日 ~ 8月20日(大会最終日)
 新たな聖霊降臨の恵みを願って
✚ 聖霊来てください。
  はじめの祈り:(聖霊の賛歌-続唱 典礼聖歌 352)
1) 東日本大震災被災者のための祈り
あわれみ深い神さま、あなたはどんな時にも私たちから離れることなく、喜びや悲しみを共にしてくださいます。今回の大震災によって苦しむ人々のために、あなたの助けと励ましを与えてください。私たちもその人たちのために犠牲をささげ、祈り続けます。そして、一日も早く、安心して暮らせる日が来ますように。また、この震災で亡くなられたすべての人々が、あなたのもとで安らかに憩うことができますように。主キリストによって。 アーメン。母であるマリアさま、どうか わたしたちのためにお祈りください。 アーメン。

2) 日本の司教団のための祈り
 日本の司教のために 日本の教会の責任者としてさまざまな問題と取り組んでいる
司教たちの上に聖霊の豊な光が注がれ、すべての信徒が喜びと希望のうちに信仰と福音宣教の道を歩む力強い指導がなされますように。
3) 日本国家の指導者たちのための祈り 
日本の国を豊かにするために選ばれた総理大臣をはじめ、閣僚たちとすべての政府関係者たちの上に聖霊の豊な光が注がれ、日本に住むすべての人が安心して暮らせる社会が構築されますように。
4)あたらしい聖霊降臨のための祈り (自由祈願^異言^)
(皆様の意向)

 結び:主よ、私たちのこの時代に、新しい聖霊降臨によって、あなたの不思議な業を新たにしてください。あなたの教会がイエスの御母マリアと思いを一つにして揺るぎなく祈り、聖ペトロの導きにしたがいつつ、わたしたちの神なる救い主の統治、真理と正義の統治、愛と平和の統治を広げることができますように。
アーメン。

注:この祈りは、第二バチカン公会議開幕1962年10月11日に先だつ1年間の準備の期間に教皇ヨハネ23世が新たな聖霊降臨を願ってすべての信者に祈るように要請した祈りです。今年10月11日公会議50周年を迎え、教皇ベネディクト16世は、「信仰年」の開催を発表しました。「信仰年」は、世の救い主である主に対する誠実で新たな回心への招きです。

教皇パウロ6世が布告した1967年の「信仰年」にはカトリック・カリスマ刷新が誕生しました。毎日、教皇様の意向のために祈りましょう。

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