マラナタ 主よ 来てください!


畠神父


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 第九日 聖霊の傑作マリア

第九日 聖霊の傑作マリア

1. 初めの賛歌 マグニフィカト(「主に賛美」p110)

2. 導入 神の母、聖なる乙女マリアは、御子と聖霊の使命の最高傑作です。聖霊がマリアを準備されたので、御父は御子と聖霊が人類の間で住まわれることの出来る住まいを見つけられました。私たちは、マリアが聖霊の霊感に応えられたようにはできなかった自分たちの多くの失敗を認めることによって、マリアと聖霊についての黙想を始めます。私たちは祝された乙女マリアに祈ります。「私たち罪人のために今も死の時もお祈りください、アーメン」

3.悔い改め(第一日と同じ)
4.謙遜の祈り(第一日と同じ)
5.聖霊に対する祈り(第一日と同じ)
6.ことばの祭儀 
  聖書箇所 箴言8:1~9(朗読)
  賛美  主のことばを待ち望む(「主に賛美」グリーン本p21)
  福音  ルカ1:46~55(朗読)

7.説話のポイント
  -永遠の御子を宿しておられたマリアが、“マニフィカト”で聖霊に満たされて御父に捧げたのは、神の民全体の、従って教会の、感謝でした。
  -マリアにおいて聖霊は、御父の愛に満ちた慈しみの御計画を成就されます。聖霊と共に、聖霊によってマリアは身ごもられ、神の子をお産みになりました。聖霊の力とマリアの信仰によって、マリアの処女性は特別な仕方で実を結んだのです。
  -マリアは神の最後の顕現である燃える柴でした。聖霊に満たされて、マリアは言(ことば)を肉の謙遜の内に、目に見えるものとされました。マリアがイエスを知らしめたのは、貧しい人々、最初の異邦人の代表者たちにでした(ルカ1:15~19、マタイ2:11)。
  -最後に、マリアを通して、聖霊は、人類に憐れみ深い愛(ルカ2:14)の対象である人類に、キリストとの一致をもたらし始めたのです。そして羊飼い、三人の博士、シメオンとアンナ、カナの花嫁・花婿、最初の弟子たち、謙遜な者がいつも最初にキリストを受け入れる人々でした。
  -マリアは婦人、新しいイブ(生ける者の母)、全キリストの母となりました。マリアは、十二使徒と共におられ、皆は心を一つにして祈り続け(使徒1:14)、ついに祈りの最後の日の朝、聖霊が教会を創立されたのです。
  -私たちの母マリアは、神の愛を世に知らしめるために、キリストによって私たちに与えられた使命を遂行するのを助けてくださいます。

8.賛歌 めでたしマリア(「主に賛美」p38)
9.祈りましょう(第一日と同じ)
10.終わりの賛歌 サンタ・マリア(「主に賛美」p115)

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