マラナタ 主よ 来てください!


畠神父


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 典礼準備会への提案

毎日曜日の典礼では、奉仕者が毎回役割を担当して典礼を行っている。教会生活の中心にある愛の奉仕です。ここを活性化することが典礼を生きる喜びが湧き上がることでしょう。

 池田では 奉仕者は地区別にあり、日生では希望者を募ることで毎日曜日をつつがなく行っている。だが、これは幾分担当者任せになっており、互いの連携が弱いことに気づきます。朗読者、奉納者、典礼聖歌隊、共同祈願、聖体奉仕者、そして司祭・・・ 朗読者(2名)と奉納者(2名)それに共同祈願(1名)は司式者と一緒にみことばの分かち合いと祈りをして準備する必要があると思います。典礼聖歌やオルガニストの準備はかなり前から入念にしているのに、朗読者はほぼ一週間まえか、当日になって初めて当番と気づいたり、担当者が欠席したりして急きょ埋め合わせするような場合がたびたび見られます。これは日曜日の典礼奉仕の重要性に対する意識が欠けているようです。個人的にはちゃんと朗読できるから、きちんと歌を歌えるからということよりも、奉仕する奉仕者たちがチームとして典礼の準備をともにし、祈り互いに励まし合うような一体感をつくることです。これが全体を変えます。

 それで 現在のところ ミサ後に何とか翌週の典礼準備会をすることを提案しています。これは当番になった奉仕者がチームとして奉仕するのだという連帯と責任の意識を深め、主日のミサの典礼奉仕を目に見える一致の共同体に奉仕することを目指しています。

 レクチオ・ディヴィナの方式を取り入れ、司祭と共にみことばを聞き、その日の典礼の反省も加味しながら、次の週の日曜日に向けて祈りの時を持つのです。時間がなかなかとれないというのが共通の悩みですが・・・日生ではミサ後すぐに、池田では12時から13時までというようなスケジュールを考えています。9月ごろまでには具体化していきたいと思います。

 まずは、以下のような 提案内容ではどうでしょうか?
「主日の典礼」準備会に来る前に準備すること

当番地区の典礼チーム:朗読者(   )(   )、共同祈願(   )
奉納(  )(   )先唱者 (    )、聖体奉仕者(    )
司式担当司祭 (     )
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(1)読むこと(レクチオ)
「聖書と典礼」のテキストを読む(テキストの内容に関する問いかけ)
  →聖書箇所のテキストはそれ自体として何を言おうとしているか?
   何度か声を出して読む。それを味わう。要約する。などなど

 ※参考文献:「主日の聖書解説<C年>」(雨宮慧著 教友社) 
(2)黙想する。(メディタチオ)
  →この聖書のテキストはわたしたちの教会に何を言おうとしているのか?
   わたしにとって魅かれた聖句、主の姿やことばを思い巡らす。
 
※第一・第二朗読 福音、を比較検討する
(3)祈る(オラチオ) 
  →主のことばに応えてわたしは何を主に言えばよいのか?
   上記の(2)に対する感動を何らかの形で言い表す。
 
※共同祈願、公式祈願文を味わう (公式祈願文:集会、奉納、拝領)
(4)観想(コンテンプラチオ)
  →主はどのような思いと心と生活の回心をわたしたちに求めておられるのか? 新しく響く呼びかけの声を思い巡らす。


(5)交わり(コミュニオン)
→イエスの兄弟姉妹となるために 神の言葉を聞いて行う人(ルカ8・21)にならなければならない。 
交わりと分かち合いへ(どのようなことが今心に思い浮かぶか?そのなかでわたしが具体的にできることは何か書き出してみよう。)
※共同祈願を作成する

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