マラナタ 主よ 来てください!


畠神父


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 池田教会総会

10時30分より
  畠 神父 
  初めの祈り
  2009年の奉仕職への取り組み

  林議長  家族的愛の特徴をキリスト教愛の土台に!
  各委員会の報告
  質疑応答

 
  畠神父のスライド説明資料:総会資料クリックすると資料が閲覧できます。

 時間通りの終了でした。
 全体のコメント:
 林議長より池田教会は活動が思った以上に多く、すごいエネルギーを信徒は教会行事に使っているという感想と司牧チームの不調和を指摘されました。司牧チームは各現場でなんとか皆さんの必要に答えようとしておりますが、わたしたち二人は何分教会小教区の運営はほとんど経験したことがないので、すべて一からやっております。そのためそれぞれ独自に必要な知識を集め、勉強し、司牧に対応してきました。そのため自然と分野が分かれつつあり、デニス神父は、幼稚園、小学生と長年のなじみの信徒の司牧、特に葬儀などに、松本神父は、中高生と青年層の司牧に、わたしは、信徒奉仕職の講座や各種講座の企画や会義運営をしてきました。各自孤軍奮闘という形ではありますが・・・

 池田教会では、行事はすべて信徒が担っているので司祭の役割はほとんどなく、司祭がなくても教会運営ができるほどに信徒の奉仕は活発です。その分、わたしたちが司牧に力をいれられるであろうと期待されるところです。ところが、期待されるほどには、わたしはこの二年間で何も役に立っていないことを申し訳なくお詫び申しげなければと思うと同時に、典礼、特にミサだけはみなさまのために何とかお役にたちたい所存で一日たりともミサをおろそかにしないで頑張ってきました。これまで病気もせずにできたのは皆様の祈りのおかげです。まことにありがたく感謝申し上げます。

 ところで、御受難会による創立とはいえ池田教会も大阪教区の一小教区なので、教区長池長大司教の方針に則って運営していかなければなりません。教区の信徒奉仕職の養成計画に沿って、信徒の養成と活動を考えていかなければなりません。そのため、個人的な考えは別として、総会でのスライドのように奉仕職を説明しました。現在、池田には3名の司祭がいますが、母体の御受難会にも人材の余裕があるとはいえず、将来的に、悪くいけば、司祭一人で、幼稚園と池田、日生中央の両小教区をみなければならない日も遠からずで、その場合、幼稚園は信徒の方に依頼し、司祭一人でできるように司牧活動の規模を小さくしていかざるをえなくなるでしょう。しかし、それは司祭だけで宣教司牧するというモデルである場合です。

 司祭不足の場合一人で二つの小教区を運営する共同宣教の方法を考えるとしても、信徒との共同宣教司牧を、まずこれからの教会のモデルとして受け入れて行かなければ、十分な霊的な糧を皆さまに提供できなくなるだろうと思います。いろんな活動が活発なのも十分な霊的な糧があってこそ皆でその重荷を担う心を一つにしておられると思うからです。

 そのためこれまでの教会の活動は、司牧は司祭、行事は信徒という役割分担から、信徒も教会の司牧的な活動に参加していく方向も模索しなければならないというのは大阪教区の認識に基づく信徒奉仕職の制度化とその中での集会祭儀司式者や聖体奉仕者の典礼奉仕職の形ではないかと思います。

 これには時間がかかると思います。わたしはこのような過渡期にある教会の司牧を担当しているので、多忙ですが病気にならないように頑張るつもりです。

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