マラナタ 主よ 来てください!


畠神父


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 聖アンドレ福音宣教研修会<体験 1 >

聖アンドレ福音宣教研修会は、1985年にメキシコのプラド・フロレス師と故タルディ神父によって始められました。現在、60ヵ国、2000以上の宣教研修会が存在しています。。paburo
プラド・フロレス先生

 これは、キリストを知らない人や信仰から離脱した信者を導くための福音宣教メソッド( たとえば アルファコース )とは異なり、その前提となる、イエスとの深い出会いを経験し、その愛と救いの力と恵みの素晴らしさを伝えたいと願う宣教者をつくる養成機関です。

 このたび5月の連休を利用して宝塚黙想の家で5月1日から3日(新しい命)と5月4日から6日(エマオの道ー神のことば)の二つの入門プログラムが行われました。

 今回、聖アンドレア福音宣教学校を日本に招くことができたのは、ペンケレシ神父(パリ外国宣教会所属)がカナダでこのプログラムの第一研修(新しい命)と第二研修(エマオへの道)を体験したのが始まりです。このプログラムこそ日本の教会の中にみことばに基づく信仰を根づかせることができるのではないか、熱意に燃え立たつ宣教者を養成できるではいかとの思いが、この福音宣教研修会を日本に招き福音宣教の心を養わなければならないという使命感となって実現したものです。

 神父様は、日本の宣教に生涯をささげ、日本の教会に大きな貢献をされました。その働きは、小教区での司牧活動にとどまらず、JOCや聖霊による刷新、細胞グループ、高間書店による書籍の発行など数々の運動を指導し、宣教の熱意に導かれて多くの働き、多くの信者を導いてこられました。現在85歳、今も現役宣教師、有能多感、故に常に最新の技術と情報を入手し、宣教の道具として日本に紹介する宣教師魂に燃える。このほど、これまでに出会った活動や経験、そして宣教経験をはるかに超える研修会に出会ったと確信されて今回の開催の運びのために東奔西走されました。
 今回の主催は
 聖アンドレ福音宣教学校準備局 ペンケレシ神父 です。

 E-Mail yohanep@mac.com
 ホームページ
 http://www.evangelizacion.com/
 


 ペンケレシ神父様の檄を遺言のように感じてはせ参じた参加者は50名を超え、女子と男子の黙想の家を満杯にしました。連休でも誰一人黙想者がなかった黙想の家の現状の中で、唯一人々が渇きをいやす神のことばを求めて集まった研修会グループでした。こんな風にまた黙想の家がみことばの研修会に使われてお役にたてる日が来るように主にお願いいたしました。神父様は、今回の成功に満足して、皆様には、いただいた賜物をどのように使ったのか天国で報告する義務がありますよといたずらっぽく笑顔であいさつされました。(畠)
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わたしは、5月4日夕方~6日夕方まで参加しました。この研修は、エマオへの道(第二研修 研修は20段階まであります)と名付けらたテーマでした。 これは、ルカの福音書24章13節~35節の箇所をとおして、みことばによって心が燃える二人の出来事を通して 私たちにも与えられるみことばの力を体験するプログラムです。創立者の一人で全世界の総括責任者プラド・フロレス師とブラジルの総責任者アンジェラさん、二人とも信徒ですが、今回日本の最初の研修会をおこなうとうことで研修を指導に来日されました。創立者の一人は有名な故タルディ神父で列聖調査が昨年から始まったとのことです。またこの会にかかわっていた三名の司祭が司教に任命されたため、大きな問題ですと・・・茶目っ気に笑っておられました。
 同じ道だが二つの生き方
 エルサレムからエマオへの道 (失望して去る道)
 エマオからエルサレムへの道 (希望して戻る道)


 啓示憲章 21項
 「・・・教会は、その聖書を聖なる伝承と共に自らの信仰の最高の基準として常に掲げてきたし、また掲げる。それは、神の霊感を受けて一回限りいつの時代のためにも文字にされたその聖書が、神御自身のことばを不変のまま与えており、預言者たちと使徒たちのことばをもって聖霊の声を響かせているからである。・・・」(和田神父訳)ha01

シナゴーグでキリストの到来を預言するダビデ王。

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